日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

1月9日

信仰への感謝(ヨハネ12:37-43)
宗教改革の先駆者ルターは、牧師でありながら、心の葛藤、悩みをかかえて、どのようにすれば罪がきよめられて、幸せになるのかと断食をしたり修行を積んでいたのですが、あるとき、ローマ1:17の義人は信仰によって生きるというみことばから、いろいろな努力をしたが、そこには答えはなく、すでに神様がすべての問題を解決なさったので、それを信じるだけだと知り、人生の悩みの迷路から抜け出したのでした。
神様は何かを要求されるのではなく、キリスト・イエスを信じなさいと言われ、イエスの御名を呼ぶ者は救われると、信じる信仰がすべてだと言われています。ところが、今日の本分を見ると、多くの人が奇跡やしるしを見ても、イエスを信じることができなかった、それも、神様が信じることを許されなかったと書いてあります。私たちの頭では理解できないことですが、イエスを信じることはだれもができることではなく、イエスのことを理解でき信じることができること自体が、とても感謝なことだと知り、この感謝を土台にしてスタートしましょう。
信じることができたことは、本当に奇跡であり、どれほど大きな祝福で、驚くべきことなのかと知り、感謝をささげ、救われたことを誇りに思うことが、自分自身を越え、暗い世の中にさまよっている人を助ける、本当にクリスチャンらしい生き方になる最初の土台なのです。
まず、信仰は感謝で誇りになるのですが、信じることと、信じないことの違いがどれほど大きいか知れば、信じたことを感謝するしかなくなります。信じることと信じないことは、暗やみと光の違いです。信じなければ、どんなにすばらしい外見や豊かな財産があっても、まったく関係なく暗やみに閉じ込められています。つまり、暗やみの主人、世の中の神と言われている悪魔(サタン)に支配されていて、神様を拒否した罪である原罪に捕えられているので、真の安らぎ、幸せはありません。しかし、信じる瞬間、その暗やみから光に移され、運命から完全に、永遠に、解放されるのです。信じない人は、滅びの人生なのですが、そこから出してもらって永遠のいのちの人生へと変わる、滅びと永遠のいのちの違いがあるのです。まさしく、それは天国と地獄の違いです。
どれほど大きな違いなのかを知って、信じたことを感謝しましょう。現場で負けて、倒れるのは、他に理由があるのではなく、イエス・キリストを信じることがたいしたことではないと思い、他になにかを求めているからです。神様はイエスを信じることがどれほど大きいかを気づいてほしいと願っておられます。
また、信仰は神様から選ばれた人のしるしなので、信仰を持つようになったことを感謝しましょう。神様は世界の基の置かれる前から選んでおられ、恵みと愛を豊かに注いでくださった結果、信仰を持つことができました。信仰を持つことができたのは、聖霊の働きであり、聖霊の証印が押されたことなのです。信じたことは、神様に選ばれ、最高に祝福されたあかしであり、信じた人は最高の価値がある人だというあかしです。自分は信仰があることで、根本的に最高の価値がある者だと認め、安心して喜びつつ価値ある人生を設計して歩みましょう。
信仰はだれもが持つことができるものではありません。ですから、本当に自分が信仰を持つことができたことを感謝して、信仰を大事にしましょう。いつでも、どんな時も信じる信仰をかたく握り、常に管理しましょう。なにがあっても、信仰を優先しましょう。問題、病気がどうなるかという前に、イエスはキリストという信仰をとりあげていくことが信仰を大事にすることです。そして、信仰を積極的に使っていきましょう。霊的な戦いのポイントは、信仰を武器にして戦うことです。
なにがあっても、信仰によって生きていきましょう。信じることができたことを感謝して、それとともに、信仰による確信と喜びを持ち、信仰をもってみことばを聞き、現実の生活の中で、信仰かどうか吟味して、信仰を選択していくようにしましょう。信仰でないと、サタンには勝てません。信じたことを心から感謝して、そこからすべてをやり直し、信仰によって歩むようになることをお祈りします。