日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

1月30日

サタンに打ち勝って(ヨハネ13:26-30)
私たちは、目に見えるものがすべてだと考え、教育を受けてきていますが、聖書は目に見えないことこそメインであり、重要だと語っています。今日の聖書箇所を見ると、サタンがイスカリオテのユダの心に入ったと書かれています。これは、目に見えることではありません。しかし、イエス様の弟子としていつもともにいて、奇跡を見てきたユダがイエス様を裏切った理由は、他のことではなく、サタンが入ったからなのです。聖書はサタンの存在とそれによって地球が滅びることを書いています。サタンという目に見えない存在を認め、人生と人のことを正しく理解するようにしましょう。
サタンがするメインの働きは、人間をだめにして滅ぼすことです。どのように滅ぼすかというと、まず、人間を全能の創造主である神様から切り離しました。人間は特別な尊い存在として、神様とともにいる「神のかたち」として造られ、宇宙をまかされ支配できるように、神様が祝福され、神様の栄光のすべてを託されました。サタンは、神様に敵対するもので、最高の作品である人間をだめにしようとして、人間が神様を裏切りそむくようにさせたのです。人間は神様とともにいてこそ栄える存在で、神様から離れるとなんの値打もなく、滅びるしかない存在だと知っていたサタンは、人間を誘惑して、罪を犯すようにさせました。
人間は罪を犯して神様から離れるようになってから、サタンに支配されるようになりました。サタンははじめから人殺しなので、あらゆるかたちで人を殺すことだけをしています。また、いつわりの父だと言われているとおり、まことの神様ではないものが「神」であるかのようにだまします。人類はそのいつわりにだまされて、富や豊かさが神であるかのように思い、そこに幸せを求めるのですが、まことの神様以外には、人間の幸せはありません。また、技術が発展したり、成功することで幸せだと、バベルの塔を築くようにさせます。そのようないつわりに、世の中はだまされて、まことの神様を知らないで、偶像を作り、霊的に麻痺して、滅びの中に引っぱられ、あらゆる不幸、苦しみを味わって歩んでいるのです。そのようにサタンは、人をコントロールしているのですが、だれもそれに気づかずにいます。
神様は人を愛しておられるので、人がこのように滅んで行くことを望まれず、滅びないように、サタンから解放して、サタンによる不幸や滅びの運命から解放してくださいます。滅びの人生が終わり、すべての祝福が回復して、神様がともにおられる永遠のいのちを持つためにひとり子を与え十字架に引き渡してくださるほど、私たちを愛してくださっています。へびを通して働いて人間を滅ぼしたサタンの頭を踏み砕いて勝利すると約束された、そのとおりに、処女を通して生まれ、インマヌエルと呼ばれるイエス様を送ってくださいました。イエス様は十字架ですべてを完了され、その証拠として、死の力を打ち破って勝利してよみがえり、今も生きておられます。そして、だれでもその御名を呼ぶものは救われるのです。救いの道をすべて神様が開かれたので、だれでも信じる者は救われるようになりました。これが福音であり、神様の愛です。
ですから、サタンはイエス様のことをもっとも恐れます。それで、イエス様を憎む気持ちを心に入れ、敵対させようとします。憎まなくても、信じない思いに固めてしまうのです。理論や事情をいろいろ言いますが、信じないのはサタンのしわざです。また、信じる気持があっても、まちがって理解させます。ご利益宗教のレベルで、まるで神様が自分に仕えるようにイエス様のことを曲げてしまいます。正しく伝えられたとしても、あいまいになるようにイエス様のことをぼやかしてしまいます。イエス様のことが明らかになると、サタンはそこで何かの理由で遠ざかって忘れるようにさせます。このようにサタンは、キリストを消すことにすべてを合わせてくるのです。
ですから、霊的な戦いに勝利するために、どうであっても、イエス様と親しくなって、イエス様にくっつくようにしましょう。サタンのことを覚えて、イエス様を絶対的な結論として、どんなことにも影響されない結論としましょう。そして、積極的にイエス様に集中しましょう。いつも考え、黙想して、ほめたたえましょう。そして、イエス様に満たされて、イエス様によって幸せだと確認できるようになりましょう。そうすれば、暗やみが打ち砕かれます。霊的な戦いに勝利して、内側、まわりから暗やみが去って行くあかしのある一週間になることをお祈りします。