日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2月20日

世の中の自分(ヨハネ16:33)
 クリスチャンの多くが、自分が世の中でどういう存在で、どのように世の中に接していくべきかがよくわからず、祝福をのがしています。世の中に圧倒されることも、世と信仰の間で葛藤して引きずられることも、世を避けることもすべてこの世に負けていることです。この世と自分の関係を整理することによって、世を生かす祝福の存在としての実を結ぶようになりましょう。
 この世は、お金や豊かさの中に幸せがあると信じて虚像を追い求め、成功すれば幸せだと思い走っているのですが、かたちはどうであれ、結局、本当の幸せはなく、災いが絶えず、さまざまな問題を抱え、疲れて重荷を背負っているところです。幸せのもとであり、いのちである創造主から離れ、世の神と言われる悪魔に捕らわれ、のろいの運命の中から出てくることができないという根本の霊的問題があるので、どんなにがんばっても、疲れて倒れるだけです。
 そのような世を愛された神様が、イエス・キリストを送って、根本の霊的問題を解決してくださいました。神様に会える道を開き、悪魔の頭を踏み砕き、のろいの運命を解決するために十字架で死んで復活され、すべての問題を解決されたのです。これが福音で、世の中にはこの福音が必要です。その福音のために、世に遣わされているのが、クリスチャンのひとりひとりなのです。
 このように世と自分を整理して、世に必要な福音を伝えるために自分が世にいるという使命を前提にして、イエス様が語られたみことばを見ましょう。
 イエス様は、世に遣わされた私たちに「かん難」があることを言われます。世は私たちに敵意を持っているので、世から歓迎されたり理解されることはないけれど、すでにイエス様は世に勝ったから、それは問題ではないと言われます。世はかん難によって3つのことを奪おうとするので、それをしっかりと握ってあきらめてはならないのです。
 まず、最初にこの世は、いろいろな種類の攻撃をもって信仰から遠ざけようとします。ですから、決して信仰をあきらめてはならないのです。なにがあっても、イエスはキリストであり、すべての問題は解決したということ、十字架で完了していて、唯一の道であることは、絶対に守りましょう。苦しみがあっても問題ではなく、すでに天国の祝福をもらっている幸せな者です。目の前になにがあっても、キリストはすでに勝利されました。攻撃は、悪魔のさいごのあがきにすぎません。結局、テーマは信仰の戦いなのです。それでもイエスはキリストなのかという暗やみの攻撃に、信仰の姿勢をもって、問題があっても感謝をささげて暗やみに勝利しましょう。
 また、この世は、伝道をあきらめるように攻撃します。ですから、決して伝道はあきらめてはなりません。伝道は神様の願いであり、絶対的な使命です。伝道は、悪魔の国、暗やみが崩壊する総合的な祝福でもあります。実があるかないかにかかわらず、どんな環境でも、自分は伝道のために生きると、自分を通して神様が伝道をなさることを告白しましょう。
 そして、世が攻撃する目的は祈りを奪うことです。ですから、決して祈りをあきらめてはなりません。イエス様が離れられたあと、助け主聖霊を送ると約束してくださいました。聖霊様は、いつまでもともにおられます。目の前の問題の解決がいつであり、どのようになるかは「あなたがたは知らなくても良い」と言われました。イエスの名によって求めると、聖霊のみわざがおき、証人となります。聖霊がともにおられるので、聖霊の働き、みわざ、満たされることを祈り続けましょう。
 今日、どんなことがあっても、世に負けず勝利すると決意しましょう。そして、一週間、自分がなんのためにこの世に生きているのかなんのために、今、この現場にいるのか自分はなぜ勝利できるのかを自分に質問して、それで本当に良いのかと問いかけてみましょう。聖霊によって圧倒的な勝利者となることをお祈りします。