日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

6月5日

信じる者になりなさい(ヨハネ20:24-31)
 人にとってなにが一番大事で、優先するものかが、その人の人生を左右することになります。今日の聖書箇所で、疑っていたトマスに向かってイエス様が「見ていず、触っていないから信じられないと言うのか。見て、触って、なんとしても、信じない者にならず、信じる者になりなさい」と言われました。信じることが一番大事で、優先することだと語られたのです。今日、イエスを信じることがなによりも優先することであると心に留めるようにしましょう。
 イエスを信じることを邪魔すること、信じない理由になることはなにひとつ存在しません。信仰は絶対的なものであり、どんな理由があっても優先されるべきことなのです。トマスは、最初にイエス様が弟子たちのところに現れたときに、いなかったので、他の弟子たちがイエス様を見たと言ったときに、ありえないことだし、自分は見ていないから、信じないと言いました。それは、悪いことでもなく当然なことでしょう。しかし、イエス様がトマスに向かって「見ていなくても、それは信じない理由になることはない。とにかく信じるべきだ」と訴えられたのでした。多くの人は、信じない理由や根拠を持っています。科学的ではないと言いますが、科学は万能ではなく、解決できない分野がたくさんある理論に過ぎません。また、教会を見てもクリスチャンを見ても、変だから信じないと言う人がいますが、うわべを見て言うことで、イエスを信じない理由にはならないのです。自分の都合ゆえに信じないと言う人もいますが、イエス様は「それらは、信じない理由にはならない。信じる者になりなさい」と愛と情熱を持って言われるのです。
 なぜなら、イエスを信じないと死と滅びの運命に捕えられ、滅びるしかないからです。自分で気づいているか、いないかに関係なく、すべての人は神のかたちに創造されたので、神様なしでは幸せ、生きがい、保障はまったくない霊的な存在なのです。ところが、その人間が神様を失って永遠に離れてしまい、生まれながら御怒りを受けるべき子らとして、滅びの運命に捕らわれて、目に見えないサタンに支配され、さまざまな苦しみを受け続け、永遠の刑罰を受けるしかなくなったのです。いろいろな問題がありますが、その根本にはこのような霊的な問題があります。この根本の問題は、世にあるどんな良いものでも解決しません。神様は人間を愛しておられるので、滅びと罪、サタンの中から、人間を救い出す道をくださいました。その道がキリストです。イエスはキリストなので、イエスだけが悪魔の頭を踏み砕き、悪魔のしわざを打ちこわして、神様と出会い、いのちを得、罪とのろいをきよめられる道なのです。どんなに立派な人でも、どんなに良いものを持っていても、キリスト以外は解決できず、イエスのみがキリストなのです。他のことは、信じない理由にはなりません。神様の目的、聖書の目的は、ただイエスがキリストであることを信じて、永遠のいのちを得ることだけです。それを邪魔する理由はないのです。
 イエスを信じると、その瞬間、罪と運命、サタンの手から永遠に解放されます。神様が内に入ってともにおられ、永遠に離れずともに歩んでくださいます。そして、すでに天の国籍があるようになり、永遠に保障されます。信じるだけで、過去、現在、未来まですべての問題が解決するのです。それゆえ、まことの安らぎと力と希望が与えられるようになります。
 すべての問題のポイントは、問題になることがあるかないかではなく、すでにすべてに打ち勝って解決されたイエス・キリストを信じるかどうかです。他のことは問題になりません。
 これから、何があってもキリストを最優先にしましょう。先にキリスト、常にキリスト、結局キリストという考え方になるようにしましょう。そして、キリストを告白して信仰を優先しましょう。また、キリストを信じる者の祝福を本当に感謝して、味わうことを最優先にしましょう。私の中にある信じない理由をすべてカットして、信仰を守り通す戦いに勝利することを祈ります。