日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

6月19日

それでも大丈夫よ(ヨハネ21:15-17)
 私たちが神様の福音による祝福と人を助ける使命に召されたことで胸がいっぱいになるなら、私たちゆえにこの世の暗やみは崩れて、明るくなるでしょう。今日の聖書箇所では、よみがえられたイエス様が自分ではだめだと思っている弟子たちを訪ねて来られ、「それでも大丈夫なんだよ。わたしの羊を飼いなさい」と回復させてくださいました。同じように、今もイエス様は無気力で力を失っているクリスチャンを訪ねて来て、回復させてくださるのです。
 私たちには、無気力にさせるものがたくさんあります。自分自身のことをよく考えてみると、うまくいく要素はまったくなく、弱くて失敗だらけなので、無気力になってしまうことがあります。また、周囲の環境を見たときにも、今の立場や状況だけではなく、社会の状況は偶像文化で、その中の自分や教会は小さくて無気力になるかもしれません。また、努力して献身して、訓練も受け、伝道もしたのに、働きの結果はあまり現れず、やる気をなくしてしまうこともあるでしょう。
 しかし、そのようなところに、イエス様は訪ねて来られて、「それでも大丈夫」と言ってくださるのです。なぜなら、イエス・キリストが絶対にあきらめない方だからです。イエスはキリストであり、よみがえられ、勝利された方なので、私たちのことを絶対にあきらめられることはありません。最後の最後まで訪ねて来られるので、絶望はないのです。
 レムナントの場合、学生で未熟なので、理想どおりうまくいかないのは当然です。しかし、大人や社会、学校の要求に外側だけ合わせてみたり、反発して大人のふりをしようとすることがあります。そうではなく、うまくいかないのは当然だと、それでも大丈夫だとイエス様のメッセージを聞くようにしましょう。イエス様はあきらめない方なので、希望があり、イエス様が無気力なところから、未熟さから回復させてくださるのです。回復させるだけではなく、世の終わりまでいつも伴ってくださいます
 大丈夫と言われるので、イエス様の前に立って新しく始めましょう。今まで引っかかっていることを、すべて振り払って、一つだけを握って新しくスタートしましょう。イエス様は「あなたはわたしを愛していますか」と問われます。それは、「神様があなたを愛して、ひとり子を十字架につけて、あなたのすべての問題を解決されたことを信じるのか」という質問です。イエス様が自分のために十字架につけられたことを本当に信じるなら、それが「イエス様を愛すること」なのです。イエス様は四大聖人の一人ではなく、本当に私の罪のために死なれた唯一の救い主だと信じること、回復の条件はこれ一つだけです。
 この一つだけ握るなら、「わたしの小羊を飼いなさい」と言われます。これは、伝道の負担ではなく、「あなたはそれほど尊い存在であり、衣食住や世の中の目標のために生きる存在ではなく、使命のために生きる存在なのだ」と言われるのです。自分ではだめでうまく行かないと思っていても、イエスがキリストであることを心から認めるなら、「あなたを通して神様の仕事をする。あなたを通して神の栄光を表す」と言ってくださるのです。まったく資格がない者に、これほど光栄なことをくださったのだという、使命の確信と自負を持ち、それゆえに心がいっぱいになるようにしましょう。神様はいまからあなたを主人公にすると言われているのです。ですから、他は気にせず、ただ聖霊が臨まれて力を受けて証人となるという約束(使徒1:8)に集中しましょう。
 わたしの羊を飼いなさいと言われるメッセージを通して、使命への積極的な姿勢を持つようにしましょう。まわりの人々、かかわっている人々を伝道対象者としてチェックしましょう。そして、教会の奉仕、現場伝道のことを積極的に祈りましょう。また、私を通して神様の栄光を表すと言われたので、生涯の伝道のプランを考えて祈りましょう。主役として抜擢されたわくわくした思いを持って使命と伝道に対して考え、主人公の姿勢を持つようにしましょう。
 「それでも大丈夫、わたしの羊を飼いなさい」と言われた回復の答えがあるようにお祈りします。