日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

7月3日

救いの神様に感謝を(詩篇30:1-4)
 クリスチャンがいつでも、どんなときも世の人にはない真の感謝をもって生きることができるなら、なにがあってもすべての打ち勝てるようになり、神様からの答えの門はかならず開かれるでしょう。今日は初穂の刈り入れの感謝を記念する日です。これは、エジプトから神様の恵みによって出ることができたイスラエルの民が、40年間の荒野の生活を終え、カナンに入って最初に収穫した麦をささげたことを記念する祭りですが、それは神様が約束のカナンの地に入ることができるように、守り通してくださったという証拠として、それを忘れないために毎年記念して守っていたものです。つまり、救われたクリスチャンは、神様が守り、導かれるので、よけいな心配をせず、神様を信じて勝利しなさいと言われているのです。真の感謝は、すべてに勝つことができる力です。そのような真の感謝はどこから生まれるのでしょうか。
 まず、すべてをあとにして、真っ先に神様の救いを感謝しましょう。これこそが、真の感謝であり、クリスチャンの感謝なのです。そこからすべてがスタートします。罪と罪過の中で死んでいた者を生かして助け出してくださったことに感謝するのです。私たちは、自分では解決できない罪を持って生まれ、それゆえサタンに人生を捕えられ、のろいとほろびの運命を生きるしかなかったのですが、そこから、罪を赦され、完全に解放してくださいました。そのように私を救うために、神様はひとり子の罪のないイエス・キリストを送り、私たちの罪の身代わりに十字架であがないの犠牲のいけにえとなるようにしてくださったのです。そこに神様の愛と恵みがあります。一方的に無条件に愛して、愛される資格もない私たちを救い出してくださいました。ですから、なにも他の条件をつけずにいつも真っ先に救いを感謝しましょう。そうすれば、だんだん自分が変わりはじめ、まわりも変わるようになります。
 また、救いが完ぺきであることを感謝しましょう。救いは90%で未完成なのではありません。完ぺきなものです。イエス様が十字架で「完了した」と言われたとおり、罪とほろびの過去から完全に解放され、なにがあっても戻ることはありません。完ぺきな神様による救いなので、私のなにかで問題になることはありません。そして、完全で完ぺきな神様が永遠に離れることなく、人生を守り導き同行されます。この完ぺきな同行は、なにかで揺れることはないのです。そして、神様は永遠にともにいて、永遠に保障してくださいます。神様は損されることも、負けることもない方です。その方がともにおられるので、すべてのことを働かせて益としてくださいます。
 現実がどうであれ、困難や苦しみの中でも感謝を奪われないようにしましょう。苦難の中でも、神様はご自分がなさることを進めて行かれ、損されることはありません。弱さの中でも、自分を責める必要はなく、神様の恵みを切実に味わえるので感謝するようになります。また、うまくいかないときも、救いは完ぺきなので、根本や基本を整えて、未来に備えるチャンスであり、違う門に導かれるときにもなりますから、感謝しましょう。どんなに事実であっても、不平、不満、心配、自分を責めること、相手を批判することは不信仰です。自分の感謝の基準をうまくいって保障されるというレベルから変えてしまいましょう。神様の救いは完ぺきなので、自分自身をすべて崩していくようにしましょう。
 まず、スタートを感謝で始めましょう。そして、完ぺきな救いを黙想して、救いが完ぺきであることを認め救いで幸せになりましょう。心と思いに感謝があるのか、不平不満や心配があるのかが、のちに実となって現れます。感謝を失わないクリスチャンとなることをお祈りします。