日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

9月11日

選ばれた人たち(ルカ2:25-33)
 自分はいったいだれなのかという自己発見はできていますか。本当の正しい自己発見は、自分と神様との関係から始めるべきです。神様と自分の関係を基準にして自己発見をし、正しい道を進みましょう。
 今日の聖書箇所は、イエス様が生まれて8日目の割礼のために行った神殿で、シメオンに会った場面です。最初にイエス様の誕生を知らされた羊飼い、そして今日の聖書箇所のシメオン、そのあとに年老いたやもめのアンナが出てきますが、その人々は、神様に選ばれた人でした。この地上には二種類の人がいます。神様に選ばれた人なのか、そうではない人なのか、この二種類です。ですから、私たちが正しく自己発見するために、最大のポイントとすべきなのは、自分が神様に選ばれた者なのかどうかということです。では、選ばれた人の特徴はなんでしょうか。
 神様に選ばれた人はイエスがどういう方か分かります。それは、身分や水準とは関係ありません。選ばれているなら、そのようなことと関係なく、イエスのことを理解できるのです。羊飼いは、天使が来て、赤ん坊が生まれ、その方が主、キリストだと伝えたときに、なにがキリストなのかとは言わずに、確認しに行き、イエスを見て感謝しました。真夜中に天使が言うことを疑うことがなかったのは、選ばれていたからです。私たちが、イエスを救い主として信じることは、軽いことではなく、奇跡以上の不可能なことであり、選ばれた者だということなのです。シメオンは、8日目の赤ん坊を見て、主の救い、異邦人の光と言い、贖いのいけにえという預言までしました。また、アンナ贖いを待ち望んでいた人に、イエスのことを伝えました。このように、選ばれた人の特徴は、イエスのことが分かるのです。
 イエスのことが分かる結果、選ばれた人は、イエスを心から喜ぶようになります。羊飼いは、赤ん坊を見て礼拝して、賛美しながら帰っていきました。選ばれていたから、喜び、賛美したのです。また、シメオンも幼子を抱き、主をほめたたえました。アンナは、多くの人に救いのためのキリストだと語りました。イエスを喜び、イエスが喜びの原点になることが選ばれた人の特徴です。
私たちもイエスのことが分かり、イエスのことを喜ぶことを、自己発見の最大のポイントにするようにしましょう。そのように正しい自己発見をして、自分は神様から選ばれている者ならば、自分は尊い存在なのだと確認しましょう。自分はだめな人間だという思いを捨てましょう。パウロは、それが分かっていたので、他のことはちりあくただと告白しました。状況や自分の弱さはまったく関係ありません。選ばれているから尊い存在なのです。そして、選ばれているので、キリストの中にある祝福は、すべて自分のものになっています。それゆえ、本当に自分は幸いな者だと認めましょう。問題や状況は変化しても選びは変わることがなく、キリストにあって、天にある霊的な祝福は自分のもので、罪、のろいの運命から解放され、神様が同行されて、勝利が保証されている者なのです。つまり、すべての問題は終わっています。世の中に未練も、うらやむこともありません。聖霊の力を与え、聖霊に満たすために選ばれた、使徒1:8にある証人の約束の主人公なのです。イエスの証人にするために、神様が選ばれました。その自分を発見しましょう。使徒1:8を思い出して、集中していきましょう。
選ばれた者ですから、自分に対する考えを修正し、邪魔されることのない身分の確信を持ちましょう。祝福の身分で、聖霊の満たしを祈る特権を与えられました。邪魔されることのない祈りの確信を持ちましょう。そして、自分を証人とされるという、邪魔されることのない伝道の確信を持ちましょう。クリスチャンとしての正しい自己発見をして、自分はだれかを確認してスタートする一週間になることを祈ります。