日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

9月25日

救い、最優先の課題(ルカ3:3-14)
 イエス様が公に働きをされる前に、イエス様より6カ月先に生まれたバプテスマのヨハネが仕事をはじめた場面です。それは、イザヤが預言したとおり、主の道を用意することで、神様の救いが最優先の課題であることを伝えることでした。救いは、他のすべてのことがなんのテーマにもならないほど、切羽詰まった最優先の課題です。今日の聖書箇所から、私たちも救いをそのように絶対的に優先すべきものだと心に刻みましょう。
 なぜ救いは、そこまで切羽詰まった課題なのでしょうか。それは、救われないと、なにをしても終わりのないさまよいが続くだけだからです。まるで誘拐された親を失った子どものように、なにをしても本当の幸せや真理は手に入れることができません。救われないと、まことの神様に会うことができず、罪によって滅びる運命の中に閉じ込められていて、サタンの支配下にいるしかありません。どんなものを持っていても、なにかを成しとげたとしても、そこから出てくることはできません。そして、救われないと、罪からくる報酬として永遠の刑罰に入るしかありません。外見や身分、年齢、時代がどうであっても、この状態から出てくることができず、知らないので宗教に入ったりもしますが、それではもっと霊的に、精神的に制せられるだけです。どんなに生活が豊かになっても、発展して、成功しても、結局、すべて崩れてしまうのです。ですから、なによりもまず、救われるべきなのです。
 救われるなら、このように豊かさ、成功、宗教、どんなことをもっても解決しなかった問題から、すぐに完全に解放されるようになります。そして、まことの創造主である神様と同行するようになります。創造主の神様がともにおられるようになるので、何の問題もなくなりますし、すべてを手に入れたことより大きなことなのです。そして、驚くべき権威が与えられます。人生は勝利に導かれ、暗やみは砕かれ、神様の答えを受けるようになります。そして、救われたとたんに、天の御国が永遠に保障されます。救われるだけで、すべてが新しく変えられてしまうのです。ですから、救いはとても大きなテーマなのです。
 その救いの道が「キリスト」だけなのです。バプテスマのヨハネは、これからすぐにイエス様が公に現れると知っていたので、キリストを受け入れること、信じることに邪魔することはすべて取り除きなさいと叫んだのでした。正しいことも、正しくないことも関係なく、ただキリストだけに向かいなさいと言いました。キリストは神様の約束だからです。神様はキリストによって、救いを与えると約束してくださいました。そのキリストがイエス様なのです。このことを分かっていたので、バプテスマのヨハネは、主の道をまっすぐにして、迎えなさいと叫んだのでした。
 救いがなにか分かり、最優先すべきだと分かるなら、キリストに向かうしかありません。いま、なにか自分が引っかかっていることがあるとしたら、それで良いのかどうかを考えてみましょう。救いが最大のテーマになっているのでしょうか。キリストの救いを優先して走って行くようにしましょう。
 救われた私たちは、救いの祝福を受けました。どんなことがあっても、救いを最優先のテーマにしましょう。そして、なにがあってもイエス、救いの中に自分を入れるようにしましょう。そして、イエスの救いの中で自分を新しく発見しましょう。また、イエスの救いの中でできごとを見て、現場、この世を見るようにしましょう。そのとき、この世には救いが必要だと見えるようになります。これによって正しい生き方をすることができるのです。救いを最優先にすることが霊的な戦いです。自分の弱さや問題を先にせず、イエスの救いの中で幸せな自分のアイデンティティを見つけ、救いの祝福を感謝して味わう一週間になるようにお祈りします。