日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

10月2日

ミッションが成し遂げる時刻表(ピリピ1:6)  チョ・ホンス師
 確かに神様は生きておられ、私たちを神様の計画と目的をもって創造されました。神様は私たちひとりひとりにミッションを持っておられるのですが、それを成し遂げられる時刻表があります。
 その時刻表の最初は、福音を悟らせる時刻表です。すべての過去を通してイエスがキリストと悟らせるようにされます。いままでのすべての個人の問題や事件は、イエス・キリストを悟らせるものです。生活上のあらゆる問題、見えない隠れた問題などは、すべて創世記3章の事件から始まったものです。神様から離れ、罪に陥ってサタンにつかまっているゆえの問題だと悟らせるために、神様は私たちに、それらを起きるようにされたのでした。それゆえ、答えはキリストしかありません。そのキリストがイエス様だと悟らせてくださるのが、最初の時刻表です。神様は主権をもってすべてを動かしておられるので、すべての問題をイエスがキリストだと悟らせるために動かされたと理解しましょう。イエスがキリストだという事実を知ったときに、私たちは衝撃を受けます。これがキリストを正しく知る時刻表です。
しかし、それまでに生きてきた体質があるので、神様は次の時刻表を与えられます。それは、福音に根をおろすための訓練の時刻表です。パウロは、キリストの前に衝撃を受けましたが、そのあとにアナニヤに預けられ3年間訓練を受け、そのあとバルナバに出会い、アンテオケ教会で訓練を受けました。エジプトに400年間奴隷だったイスラエルの民は、40年間荒野で訓練を受けました。私たちも訓練が必要です。
 個人の人生でキリストに出会ったあとの時刻表は、まず、その人にとって福音が福音になる時刻表です。これがタラッパンです。そして、出会いが変わり(チームの働き)、家庭に働きが起き(ミッションホーム)、産業に働きが起き(専門の教会)、地域に証拠が現れる(地教会)という5つの基礎が現れます。このように根をおろすために5つの合宿訓練があり、持続するために5つのシステムがあります。そして、その目標は5つの未来です。これが、20の伝道戦略ですが、これらは理論やプログラムではなく、この中に入り、体質が変わって行く時刻表なのです。これは伝道が何かを分からせてくださる時刻表で、伝道の中に祈りも含まれています。
 このように5つの基礎を個人化、弟子化、世界福音化していくときに、次に宣教の門が開かれる時刻表が与えられます。20の伝道戦略に根をおろすだけ、神様が門を開いてくださるのです。私たちも、宣教師として派遣される時刻表が来るので、今の時刻表がどこかを分かって、訓練を受けるようにしましょう。そうすれば、行く所ごとに、その地域を生かし、弟子が備えられていて、弟子中心にシステムが構成されるようになります。パウロが行ったピリピの地域には、ルデヤが備えられていて、家庭教会が立てられました。このようになるしかないように導かれ、働き人が送られ、地域に伝道ができるシステムができるようになるのです。
 ですから、私たちも必ず1つの地域、一つの国家に派遣される時刻表が来るので、まず、福音の中で人生の目標を出しましょう。それを契約的な情念として握りましょう。そして、伝道の目標を持ちましょう。神様の前で私と神様だけが通じる裏面契約を見つけましょう。教会にある神様の計画を見つけましょう。そうすれば、地域や日本に神様の働きが起きます。契約的な情念を持って、裏面契約があるなら、あとは神様が成し遂げられます。
 教会のすべての人が、契約でひとつになり、祈りに専念しましょう(使徒1:14)。そうすれば、必ず神様の働きが起きるでしょう。