日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2012年1月1日

祈る信徒(ヘブル4:16)
2012年にまことの希望があふれるようになる秘密を聖書から教えられ、確信と期待を持って自分のものとしましょう。ヘブル人への手紙は、現実が厳しく苦しみが続く中で、昔のユダヤ教のほうが良かったと言い始める信徒が出はじめた中に送られた手紙です。その手紙の内容は、「あなたがたが信じて受け入れたイエスは、モーセや祭司とはくらべものにならないキリストであり、現実が厳しく苦しいからと、信仰から離れることはおろかなことである。イエス・キリストを信じることはどれほどすばらしいか、現実で惑わされずにイエスを握り、イエスを見上げ前進しなさい。そこには世にはない、天にある多くの祝福があり、そこに希望がある」ということでした。私たちも、今年一年、この約束を握り、イエスを見上げ、イエスに集中して、大胆に恵みの御座に近づく祈りによって祝福を味わいましょう。基本的に3つの祈りに根を下ろして成功するようにしましょう。
まず最初に自分自身のための祈りに成功しましょう。周囲と関係なく、まず自分自身からスタートするのが福音の特徴です。どれほど祈るかというと、長さはどうであっても、祈りが終わったときに、イエスによって私は幸せ、祝福された者だと思うほどになるほどです。幸せと確認して、神様からの力を受けるのです。自分の力をはるかに越える力を受けるようになります。神様は力を与えると約束してくださっているので、信じれば神様の力が現れます。
具体的にどのように祈るかというと、第一にキリストのことを覚えて確認するのです。キリストはどういう方で、なにをされたかを思い出して告白して考えましょう。キリストは、罪によるのろい、運命をすべてなくしてくださいました。罪を口実に掌握していた悪魔の頭を完全に踏み砕いて勝利してくださいました。律法によってさばかれ、地獄に行くべきなのに、イエスがすべての律法を完成されたので、イエスがキリストと信じることによって律法を守ったことになります。神様から離れていたのですが、神様に出会う道となってくださったので、いのちを得、すべてをもらったのです。聖霊を通して神様が内におられるので、私の人生の主人は完ぺきな神様です。なにがあっても先にキリストを考えて、それゆえ自分は無条件に幸せだと確認しましょう。そうすれば、つきまとっていた暗やみが砕かれます。
そのように幸せだと気づくと、自分の中にあるキリストにある幸いな自分でない自分が見えるようになります。その違う自分を殺していくのが祈りです(ガラテヤ2:20)。その違う自分は十字架とともに死んだのです。それほど幸せですごい存在なので、こだわることはただひとつ「聖霊充満」を祈ることだけです。これらを聖餐の告白でまとめているので、朝10分、この告白を黙想して、集中するようにしましょう。神様からの最高のプレゼントがキリストですから、キリストを一日一回は見ることを回復しましょう。
自分自身の祈りに成功すると、現場に行く姿勢が変わり現場で祈るようになります。現場には見張り人として派遣されているという意識を持つようになります。自分のための祈りによって霊的な感覚を持って現場に行くと、現場は暗やみ、偶像、世の流れなど神様に敵対する勢いの力が働くのが見えます。それで、暗やみの勢力が砕かれて神の国が臨むように祈るようになります。また、神の国のために備えられている弟子がいるので、その弟子が起こされるように、そして、その弟子とともに現場で救われるべきたましいが起こされるための伝道運動をしていくように祈るようになります。また、現場で継続するためにシステムが必要だと祈り、その統括が地教会なので、そのために祈ります。そして、現場でいろいろな衝突や争いがありますが、そのときに、自分が祝福されている者だという霊的な自尊心を失わないようにと祈りましょう。これが現場の祈りの基本です。この現場の祈りは昼の12時に祈るようにしましょう。
そして、このすべての祝福は教会とともに、教会を通して成されるのが神様のみこころなので、教会のために心から愛して祈りましょう。教会は聖なるキリストのからだなので、とても大切な存在なのです。そのために、基本的に主のしもべである牧師先生のために祈りましょう。そして、重職者、特に長老のために祈り、未来の希望であるレムナントのために、そして、新しく来た人のため、精神的、信仰的、社会的に弱い人が揺れずに強くなるために祈りましょう。また、礼拝が大切なので、礼拝のために祈りましょう。そして、レムナント教会のビジョンは一千大学の前に学舎を立て、大学長老を立てることなので、教会のビジョンにどのようにかかわって答えられるかを祈り発見して、裏面契約として握りましょう。この教会のための祈りは全信徒が夜9時にいっしょに祈るようにしましょう。
この3つの祈りを定着させ、生活習慣に、生き方に、文化に、次の世代に残す伝道の遺産にしていきましょう。2012年、祈りによる勝利の年となることをお祈りします。