日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2012年1月29日

信仰の声を大きく(ルカ7:29-35)
 私たちは生きている間、この世にあるいろいろな声が飛び交う中にいるのですが、その中で、どの声に従うかが、人生の方向を決めるようになります。今日の聖書から、人生のまことの勝利、まことの幸せに向かう声はなにかを知り、その声に聞き従うようにしましょう。
 今日の聖書箇所では、イエス様がご自分がどういう方なのかを説明されていたのですが、それを聞いていた人の中で、取税人たちはそのとおりと聞いていたのですが、パリサイ人や律法の専門家たちは、イエスの言われることを聞こうとせず、みこころを拒んでいたのでした。そのように聞こうとしない人々に対して、イエス様は、あなたがたは、最初から心の中でイエスを認めようとせず、信じようとしていないから、いろいろな理由を言っているのだと指摘されたのでした。
 これを通して私たちに与えられるメッセージは、イエスのことを信じないようにする声は相手にしてはならないということです。宗教、学問、いろいろな知識などイエスはキリストではないという声はたくさんあり、普通に聞くと納得するような声もあります。しかし、それは、信じない理由で語られているのではなく、最初から信じないつもりでいるので、そのように語っていることなのです。そのように最初からイエスを信じない心を中心にして展開している内容は、あてにならないので、相手にしてはならないのです。そのような理論を展開する人々は、主の栄光の光を輝かせないようにさせる、世の神によって心をくらまされているのであり、みこころを拒むことなので、根拠があるようでも、おろかなことでしかないのです。
 そのような世の中で、私たちはイエスをキリストとして信じる信仰を持ったのですが、それは本当に大きな祝福だと大事にしましょう。イエスをキリストと信じる信仰をどれほど大事にしているかと、神様は問いかけておられます。この世は、暗やみに覆われているので、イエスを信じない方向に向かうように見えない力が働いているところです。その中でイエスが自分のために十字架で死なれた、自分の救い主だと信じる信仰を持つことは、奇跡なのです。その信仰を持つようになったことを感謝して、大事にすることが成功の秘訣です。信じさせないようにさせる力が働く世の中で、イエスを信じたことこそが、神の子どもである証拠です。それは、ただ神様の恵みで聖霊が働かれたから信じられるようになったので、神様に選ばれた神の子どもだという証拠なのです。それこそ、奇跡であると感動して感謝し、そのように信じた自分のことをほめてあげましょう。自分が神の子どもであることを確認して、忘れないようにして、問題におぼれたり、劣等感を持ったりしないようにしましょう。信じることだけ十分にすごい存在なのです。
 そして、これからは、自分の心の中でイエスをキリストとして信じる信仰の声を大きくボリュームアップしていきましょう。目には見えないのですが、私たちは毎日、不信仰の爆弾のような声が飛び交う戦場にいる者なので、イエスがキリストという以外の声が心の中で聞こえなくなるほど、信仰の声を大きくしましょう。そのように心の中に飛び交ういろいろな声を消して、イエスがキリストという声を大きくすることが霊的な戦いなのです。イエスはキリストで、すべての問題は終わりました。聖霊がともにおられ、天国の望みがあり、神様に愛されているなによりも尊い者となっているのです。その声が大きくなると、目に見える証拠も与えられるようになります。イエスはキリストであり、すべての問題は、十字架につけて滅ぼされ、いまそのキリストがともにおられるのです。イエスはキリスト、それゆえ自分は幸いな者だと告白しましょう。そうしていると、神の国の祝福が見えるようになり、すべての世に勝って行くことができます。神の国がテーマになれば、聖霊に満たされる約束を集中して待つだけになるでしょう。
イエスがキリストという声を最大限に大きくする一週間になることを祈ります。