日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2012年4月8日

お墓の石がころがり(ルカ24:1-12)
 暗いニュースばかりが聞こえ、未来が不透明で不安な時代に、復活の日を記念する礼拝を通してメッセージを握り、この時代を生かす祝福を受けましょう。
 イエス様が十字架で死に、お墓に葬られて3日目の朝に女たちが死体に香油を塗ろうと思ってお墓に行ったところ、お墓の入り口をふさいでいた大きな石がわきにころがっていて、中にはイエス様の死体はなく、天使がイエス様のよみがえりを告げたのでした。大きな石がころがっていたことから、神様が私たちに与えられるメッセージがあります。
 イエス様の復活によって、滅びの人生、罪人の人類に生きる道が開かれました。石のように人生をふさぎ、押さえつけていた死と滅びの力が完全にころがされたのです。人間は、どんなに技術、教育、科学、文明を発展させても、死と滅びの力には絶対に勝つことはできず、閉じ込められています。そのような人生に生きる希望の道が開かれました。それがイエスの復活です。
 神のかたちに造られて、神様からの祝福と恵みを受けて生きるべき人間が神様から離れ、死の力、サタンの力に捕えられてしまいました。しかし、イエス様は復活され、そのどうしようもない死の運命、サタンの力から解放されて、出てくる道を開かれました。イエスはキリストです。どんな問題であっても助かる道が開かれたのです。その道があるので、だれでもイエス様を信じる者は、助かり、救われます。他には道はありません。ただ、イエス様を信じることによって出てくることができます。イエス様を信じることがどれほどの祝福なのかを知り感謝しましょう。
 大きな石がわきにころがしてあったのは、イエス様が出てくるためではありません。復活されたイエス様は、壁も通り抜ける姿ですから、わざわざ石をころがす必要はないのです。それは、女たちが中をのぞきこんで、あとからペテロも中をのぞいたように、クリスチャンである私たちが、たしかにイエス様が復活されたことを確認するためです。たしかに確認して、不信仰を捨て、自分の人生と自分自身に勇気と希望を持って行くようにと、石がころがされたのでした。なにか自分が劣っているような思いになったら、復活のイエス様の勝利をしっかりと確認して、その復活の祝福は自分のものだから、自分は幸いな神の子であり、尊い祝福の存在だと告白しましょう。そして、自分と自分の人生に対して見る目を変え、復活のイエス様がともにおられるので、すばらしい人生だと認めて設計して、チャレンジしていきましょう。過去の失敗、災い、のろい、すべて復活のイエスの中では問題にならないと確認しましょう。
 また、イエス様の復活によって、地球の歴史の新しい時代が開かれました。イエス様の復活以降は、終末の時代であり、救われると定められた人が救われていき、救いの祝福が完成される時代です。つまり、いまの時代はすべてのことが救いの完成のためにあるのです。救いの完成のためにたてられたのが教会ですから、いまの時代は教会の時代です。時代に合わないと、生きていくのが大変です。いまの時代が、救いの完成の時代、教会の時代だと認め、教会が主人公なので、自分自身が主人公で主役なのだと確認しましょう。神様は教会を通して聖霊で働かれます。ですから、聖霊の時代でもあり、すべてのことが聖霊の力によって行われます。ただ、聖霊の力を見上げ、聖霊が世界を福音化なさっていることを覚え、それを自分の目標としましょう。イエス様の復活によって、聖霊が働かれ、証人となる時代の幕があがったのです。それを自分の生活と結び付けて考えましょう。
 イエス様は復活されました。感謝、賛美、希望、勇気をふさぐ石は、わきにころがされてしまっています。本当は存在しないものですから、自分にまだふせぐものがあるなら、イエス様の復活を告白して、取り除かれるように祈りましょう。また、真実に神様の前に立って、礼拝を祝福の時にして、自分の人生が今の時代に合っているかどうかをチェックしましょう。いまは終末の時代であり、世界福音化をゴールにして走る時代です。その時代に合う自分になるように、世界福音化の中の中で最善を尽くし、その中で良い意味を見つけて行く歩みとなるようにお祈りします。