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| メッセージ要約版 |
2012年4月15日
| いちばん大事なこと(ルカ9:18-27) |
| だれもが幸せになりたいと、一生懸命に自分なりに生きているのですが、幸せは手に入らず、悩み、苦しみ、問題だらけの人生です。その悩み、苦しみ、問題のはじまりを正しく理解してこそ、正しい答えが得られると聖書では教えています。 そのはじまりとは、人が、人を造られた神様から離れたことです。幸せと祝福の元である神様から離れたので、幸せをすべて失ってしまったのです。その原因は「すべての人が罪を犯した」と言われているとおり、神様の約束を破り、神様に背く罪を犯した深い根本的な霊的問題が原因であり、そのような罪を犯すようにさせ、人間を滅ぼすサタン（悪魔）という霊的な存在がいるので、人の問題は絶対に人間では解決できないのです。 このように神様を離れ、罪を犯してサタンに支配されている問題を解決するには、ただひとつだけ、キリストという答えしかありません。神様と会い、神様からのいのちを得る道である預言者、罪を完ぺきにきよめるまことの祭司、サタンを踏み砕くまことの王が必要です。この預言者、祭司、王には油をそそいだのですが、その「油をそそがれた者」という意味がキリストです。キリストが来られたら、十字架で身代わりに血を流して死なれ、すべての不幸の力を打ちこわして勝利され、神様と出会う道を開かれます。そのキリストがイエス様なのです。イエス様はご自分がキリストであることを示すためにいろいろな奇跡を行われたのでした。そして、弟子たちに「あなたがたはわたしをだれだと言いますか」と問われました。これが奇跡より大事なことなのです。神様が願われる、奇跡より大事なことは「信仰告白」です。 私たちが正しい信仰告白をすることが神様の願いです。正しい信仰告白をするために、いままでのすべてのことがありました。イエスこそキリストだと、人生、唯一の答えのキリストであり、自分の人生のすべての問題が解決されましたという告白をしましょう。そのためには、自分の問題は、なにかのせいとか、理論的なものではなく、本当は霊的な問題だと認めるべきです。霊的な問題だと認めるときに、答えはキリストしかありません。自分と自分の人生をもって、霊的な問題が理由であったと告白して、答えはキリストだという信仰を心から告白しましょう。その告白をするときに、そのあとのことは、神様が「わたしのところに来なさい・・・休ませてあげます」と言われた約束のとおりになります。 また、神様は正しい信仰告白がどれほど価値があるかということに目が開かれるように願っておられます。パウロは、他のことをちりあくたと言うほど、この信仰告白が価値があると分かっていました。サタンに制せられているところからの解放は、キリストしかありません。イエスがキリストであるゆえに、永遠に解放されるのです。この告白をした弟子たちに、自分の十字架を負ってついて来なさいと言われますが、それは、いのちよりも大切なのが信仰告白だと、その価値を知りなさいということです。信仰告白には、いのちがあり、神の国が臨みます。ですから、「神の国を見るようになる」ということも言われたのでした。死んでから天国に行くのではなく、いま、ここで、正しい信仰告白によって、神の国を味わうことができるのです。信仰告白の価値が分かる人は、その価値を味わうようになります。 そのように信仰告白に絶対的な価値があると分かって、残りの生涯、献身の決断をすることを神様は願っておられます。無理に献身するのではなく、福音のために生きると感謝して献身するのです。なにかよくなってからではなく、いま、ありのままで、信仰告白の価値がわかって、そのためにささげるときに、多くの人を助けるようになって、神様の栄光が現れるようになります。なにも否定的に思うことはありません。すべて用いられるようになります。そうすると、神の国を体験するようになります。 正しい信仰告白をして、その価値に目覚め、ありのまま福音のためにささげるために、信仰告白を生活化、優先化しましょう。朝一番に、また、なにかをするときに、かならず信仰告白をしましょう。そして、その告白がサタンとの戦いの武器だと思って、戦闘化しましょう。そのために、礼拝を最高の武器としましょう。神の国を持って祈り、日曜の教会での礼拝を武器にして、現場で個人の礼拝になるように願います。  |