日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/

2012年5月20日

キリストには代えられない(ルカ9:57-62)

今日の聖書箇所には、イエス様に従いますと言ってきた人と、イエス様が声をかけられたときに、家族のことを気にする人に向かってイエス様が言われたことばが出てきます。この箇所から、神様はイエス様についていくこと、つまり、いまはイエス様を信じるということがどういう意味なのかを教えようとされているのです。イエス様について行くこと、信じることは、どんな理由であっても譲ることができず、後回しにすることではない、大切な価値があることなのだと言われています。なぜなら、イエス様はキリストだからです。今日の聖書に出てくる3人は、このことがよくわかっていませんでした。クリスチャンの問題の原因、理由は、ただ一つだけです。自分が信じたイエス様がどういう方かよくわかっていないことが問題なのです。今日、しっかりと自分の信じているイエス様はキリストであり、どんなことにも譲ることができないという信仰の姿勢を持つようにしましょう。 　イエス様はキリストです。私たちの目には見えませんが、私たちの人生、文化、社会はいま、悪魔(サタン)に捕えられていて、滅びに引きずられています。その空中の権威を持つ悪魔の頭を踏み砕かれた唯一の方です。また、神様から離れてしまった人間が、創造の神様と出会い、祝福されて幸せになれる唯一の道であり、出会うために赦されなければならない罪が赦される唯一の道です。イエス様がこのように唯一の方、キリストであると分かって、信仰の姿勢を修正して正しい信仰のカラーを持つようにしましょう。 　まず、信仰のカラーを絶対的なものにしましょう。イエス様について行ったら良いことがあるのではないかという期待を持ってついて行きますと言う人は、なにかうまくいかないとふらふら揺れてしまいます。それではなく、自分の期待や欲望のとおりに、金持ちになったり、病気がなおったり、昇進したりしなくても、どうであっても関係なく、イエスがキリストであるから信じて従う姿勢です。動機のある条件付きの信仰では限界がきます。ごりやくを求める信仰ではなく、イエスがキリストという理由だけで信じる信仰のカラーになるように修正しましょう。キリストには代えられませんという信仰の姿勢です。 　また、イエス様を信じて従うことは、なによりも、どんなことよりも優先する、優先的な信仰のカラーを持つようにしましょう。いままでの基準、判断、評価する条件、道徳的な良いとか悪いということは、悪いのではないのですが、それよりもイエスがキリストということが優先されるべきです。傷ゆえに他のことが無意識に優先されていますが、なにがあっても、最高のキリストをもらっているので、それで十分だという信仰を持って、他を希望にしないようにしましょう。 　そして、なににも未練もなく、心配もしない全幅的な信仰のカラーを持つようにしましょう。イエスを信じると言いながら、家族や他のことに気がとられ、心配する二股をかける信仰ではなく、天と地の権威を持っておられ、すべての祝福があり、アルファでありオメガであるイエス・キリストを信じるので、なにも心配や悩みの種にはならず、計算もいらないという信仰の姿勢を持つようにしましょう。ただ聖霊が臨まれるならそれで良いのだということです。 　このようにイエスを信じる信仰のカラーが絶対的、優先的、全幅的になるようにしてくださいとお祈りして、なにも気にせずただ「聖霊充満」一点に絞って祈るようにしましょう。神様がすべての責任を持ってくださっていて、キリストにすべてがあります。それを信じなさいと神様が言われているのです。問題があるなら、更新のチャンスだと思って、信仰の姿勢、カラーを修正して、聖霊充満を祈って、イエスがキリストである証拠を見るようになることをお祈りします。