日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2012年6月17日

取り上げられない宝(ルカ10:38-42)
 イエス様が旅を続ける途中に、ある家に入られました。そこには、マルタとマリヤという姉妹いて、マルタはイエス様を接待しようと一生懸命に働いていました。しかし、マリヤはイエス様の足元で、イエス様のことばを聞いていたのでした。忙しいのになにもしないマリヤを見たマルタは、イエス様に、マリヤを叱ってくださいと言いますが、イエス様は、マリヤは良いほうを選んだので、取り上げてはならないと言われたのでした。これは、忙しく働くことが悪いという意味ではなく、マルタが順番を間違えていることをイエス様が指摘されたのです。イエス様が家を訪れたなら、いちばん優先すべきことは、いっしょにいるイエス様を心から思う存分楽しみ、喜ぶことだということです。それなしに、主のためという大義名分でなにかをすることは、神様の願いではありません。私たちは、主のためになにかすることはできないのです。神様が私に来られて、すべての良いものを神様が与えてくださいました。ですから、神様とともにいる祝福を味わって喜ぶようになってこそ、意味がある生活ができるようになります。それを知らずに、いままでの宗教的な生活を続けていると、限界にぶつかり、不平不満を言うようになるのです。
 なによりもまず、イエス様がともにおられる祝福を味わうことを、最高で最優先の宝として握りましょう。私たちは大義名分に弱いのですが、どんなことであっても、イエス様との交わりを奪うことができるものはありません。なによりも、イエス様との交わりを最高の宝だと優先しましょう。なぜなら、イエス様だけがキリストだからです。イエス様は唯一の救い主であり、神様を失いさまよっていた私たちが神様に出会う唯一の道で、苦しみの人生から解放させてくださり、悪魔のしわざを打ちこわされた唯一の方です。そのイエス様がともにおられるなら、あとのすべてのことは二の次になります。クリスチャンの問題は、イエス様がともにおられることを味わい喜ぶことを優先にしていないことで、他のことは問題ではありません。イエスはキリストなので、そのイエス様を信じているなら、人生のすべての問題は終わり、天にあるすべての霊的な祝福を受けて、祈ることによって暗やみを打ち砕く権威もあります。なにかがあれば、気にして心配するより先に、ともにおられるイエス様がキリストであることを味わうことを最優先にしましょう。ともにおられることを味わい、喜ぶことを最優先にしていないと、マルタのように複雑になってしまいます。イエス様を信じていないなら、イエス様を救い主として受け入れることを最優先として、信じて受け入れたなら、ともにおられるイエス様との交わりを最優先にすることを約束としてしっかりと握りましょう。マリヤのように、夢中になり、酔いしれるほど味わうとき、あとの問題は片づけられていきます。他のことにだまされて、大義名分で外側を包んでしまうと、限界が現れるようになります。神様は奉仕を望まれるのではなく、喜びにより奉仕が成り立つことを願っておられるのです。
 味わう方法は、ただ純粋に、イエスがキリストだから、すべての問題は解決されているということを確認すればよいのです。どんなことも十字架より大きなことはありません。キリストを主人として告白して、この問題も十字架で解決したと具体的に告白すればよいのです。そのようにイエス・キリストとの交わりを最優先にしていると、残りの生涯は伝道のために生きるという結論が出るようになり、聖霊の力によるしかないので、祈りという結論にたどり着くようになります。
 そのようにイエス様に夢中になっていて、結論が出るようになると、みことばの祝福を逃さないようになります。みことばを慕い求め、待ち望み、握りしめてあらゆる場面に適用していくようになります。そうすれば、最高のいやしの祝福が現れるようになります。みことばの祝福を逃さないクリスチャンになりましょう。みことばの祝福には大きくわけると、最初に世界福音化という約束があります。その中で、ひとりひとりの生涯のメッセージがあります。そして、一年間の祝福は元旦メッセージで語られ、その中で、一週間の約束で講壇のみことばがあるのです。一日のスタートのときに、みことばを握ってはじめましょう。
 このようなプロセスを経てから、本当の献身の祝福の門が開かれるようになります。イエス様を味わい喜び、神様がなさるという約束のみことばを握った結果、神様が自分を通してなさるので、献身するようになるのです。ですから、喜び、感謝して、楽しく献身するようになります。そのような献身は、価値や意味が分かっているので、続けるようになるのです。
 今週、まず、イエス様との交わりを味わって、そこから生まれる幸せをキャッチすることを最優先にするために、スケジュールの調整をしましょう。日曜の礼拝をイエス様との交わりを豊かに味わう時間にして、日々の生活の中で、個人の祈りで味わえるように定刻祈りでイエス様との交わりを最優先にしましょう。そして、現場での出会いの中で、疲れてしまった人、争ったり限界にぶつかっている人に、人生の順序を変えることをあかしして、助けるようにしましょう。