日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2012年7月2日

幸福の基準イエス様(ルカ11:14-36)
 人々は、どこに行けば幸せが手に入るのか、なにをすれば幸せになれるのかを問いながら、人生を歩んでいますが、どこに行っても、なにをしても、どんなものを手に入れても幸せになれずにいます。幸せの基準はイエス様以外にはないのです。今日、私たちは、イエス様以外には幸せの基準はなく、そのイエス様を信じているクリスチャンである自分は、本当に幸せであると確認して、確信するようにしましょう。
 今日の聖書箇所では、イエス様が口がきけない人をいやされたときに、ある人は、悪霊の頭ベルゼブルの力を借りているのだと言い、ある人は、たしかに偉い人のようだから、しるしを見せてくださいと言いました。それに対して、イエス様は、悪霊の頭の力を借りているなどというのは、話にもならないことであり、しるしを求めなくても、悪霊が追い出されたら、神の国が来ているので、それで十分ではないかと言われたのでした。そして、神の民と言いながら、イエス様のことを知らずにいるユダヤ人に、イエス様の側に立たないなら、どうであっても、神様に敵対することだと言われ、それに対して、一見なにもないように見える弟子たちは、イエス様側に立って、イエス様に従っているので、本当に祝福された幸いな者だと言われました。幸せの基準はイエス様なのです。
 イエス様を信じないなら、どんなに偉くても、根本から神様の祝福から離れて、悪霊の住まい、たまり場になっていると言われました。イエス様がどういう方かわかれば、人生すべてに光が照らされ、人生が明るくなりますが、イエス様がわからないなら、人生が根本的に暗やみに捕えられているのです。どんなに立派になっても、悪霊のたまり場なら、時間が経つほどひどくなり、次の世代でとががむくわれるようになります。一瞬、幸せに思えても、7倍ひどくなると言われています。信じない恐ろしさを、今日の聖書を通して知るようにしましょう。イエス様が幸せの基準なのです。
 恵みによってイエス様が分かるなら、どんなに条件が悪くても、幸せです。なぜなら、イエス様が分かるなら、人間の本当の姿が見えてくるからです。人間のまことの問題は、神様から離れてたましいが死んでしまったことです。そこに汚れた悪霊が入ったことが問題なので、良い人であってもなくても、すばらしい人であってもなくても、人がどうであっても関係ないのです。その問題が分かるなら、人生の解答が分かるようになります。それで、さまよいの人生に終止符が打たれ、人生の解答はキリストだと見えるようになり、イエスをキリストとして信じて受け入れるようになります。人生の問題が分からないなら、答えが偽物なので、幸せはありません。しかし、イエス様のことを分かり、信じ受け入れると、その瞬間、すべてのほろびとのろいの運命、地獄から永遠に解き放たれるようになります。このときから、まことに幸せになるのです。地獄の運命に捕らわれているなら、なにがあっても幸せではありません。信じるだけで、その瞬間、すべての罪がきよめられ、赦され、悪霊が追い出され、神殿として神様の霊がともにおられるようになります。神様のすべての祝福が信じた人のものになり、神様が責任をもってくださるので、絶対に滅びず、なにがあっても恵み以外なくなります。悪い者や苦難に打ち勝つ権限が与えられます。神様にまさる存在、敵はいないので、なにも問題となりまません。これが、本当の幸せです。
 ともにおられるイエス様を味わうと、自分の内に天国が来ているのがわかり、それを見るようになります。味わっていると、自分がかかわっているところ、家庭や現場がかならず変わっていきます。これを信じるようにしましょう。私を通してまわりのすべての人が福音を聞くことは、当然だという意識があるなら、神様が働いてくださり、神の国が臨む変化が現れるようになります。天国が与えられているので、信じて味わえばよいのです。そうすれば、知らないうちに伝道者の道に立たされているようになって、時刻表に合って進むようになります。
 みことばを確認して握り、「幸せの基準はイエス様」だと、自分の幸せの基準を捨てていきましょう。イエス様の中に立ち、本当に幸せだと確認しましょう。普段に、わざわざ確認して、適用するようにしていき、この祝福の時間を持つようにしましょう。毎日、イエス様のことを考えて、状況に関係なく幸せだとなるなら、聖霊に満たされればよいという結論が出て、聖霊の満たしを祈ることだけに集中するようになります。幸せを確認してからではないと、聖霊の導きを受けることができません。なにか働きをするときも、幸せを確認して、聖霊の満たし一点に集中してからしましょう。みことばに耳を傾け、ほかのなにかにだまされないで、幸せの基準はイエス様だということから出発する一週間になることを祈ります。