| ホーム | メッセージ要約版 | ハッピー通信 |
|
| メッセージ要約版 |
2012年7月22日
| 宝過ぎるクリスチャン(ルカ12:1-12) |
| 今日の聖書箇所は、イエス様が弟子たちに向かって、弟子たちがどれほど大事な存在であるかを分からないと、よけいなことをうらやましく思って、大きな失敗をすると言われた内容です。そのときの弟子たちは、社会的に下っ端で、学歴も生活水準も低く、それに比べると、パリサイ人たちは立派で、社会的にも認められ、着ていた服も立派だったので、一見、パリサイ人のほうが魅力的に思える状態でした。しかし、イエス様は「パリサイ人のパン種、つまり偽善に気をつけなさい」と言われ、パリサイ人は外見は立派でも、実際に内側はいのちがなく腐っているのに、表で幸せなふりをしているだけだから、勘違いしないようにと言われたのでした。また、それに続いて、権力を持っている人々が、いのちまで脅かすかもしれないけれど、それによって滅びることはないから恐れる必要はないと言われました。 サタンが恐れているのは、クリスチャンと教会です。それで、２つの手段を持って攻撃してきます。一つ目は、魅力的なことをもって誘惑します。福音がなくても、立派で成功して良いのだと見せて、イエスのことを言わなくても良いと、onlyイエスにならないように、もっともらしく聞こえることで誘惑してきます。その攻撃にやられると、パン種のように目に見えないのに、知らない間にふくらんでやられてしまうので、気をつけなさいと言われたのです。二つ目は、信仰を持っているといのちまで奪われるという脅かしで攻撃してきます。しかし、イエス様は、一つ目の魅力的な、ものすごいことでも、本物ではなく、いのちがないので、すぐに明らかになり、必ず審判があるので魅力を感じて混乱する必要はないと言われ、二つ目の脅かしは、ただ肉のいのちだけであって、永遠の祝福には手を触れることもできないから、恐れる必要なないと言われたのでした。 つまり、イエス様は弟子たちに向かって、「あなたがたは、世の中をうらやましく思ったり、恐れたりする必要がないほど、尊く大事な宝なのだ」と言われたのです。そのように尊く、大事な宝であると言われる理由は、他にはなにもなく、ただイエス様を信じたからだけです。神様の基準はただイエス様だけなのです。イエス様を信じても、何も変わらないように見えても、最高の宝を持っていることで、神様にとっての宝になっているので、外見に惑わされてはならないと言われています。私たちも、イエス様を基準にして、イエス様に集中しましょう。イエス様を発見して、その中にいる自分がだれなのかを発見して、まどわされないようにしましょう。 イエス様を信じた私たちは、ひとりひとりが、世界が造られる前から神様に選ばれた者です。選ばれた基準は、私たち側のものではなく「神のみこころによって」ですから、だれも止めることはできないものです。神様が特別に選ばれた、十分に尊い存在なのだと、自分を認めましょう。なんのために選ばれたのかというと、世の中では得ることができない、いのちを与えるために選ばれたのです。私たちは、神様のいのちを持つ存在なのです。そのために、罪のないイエス･キリストを犠牲のいけにえとして、身代わりに罰せられ、死を味わわされたほど尊い存在なのです。信じる者は、神様が内におられる神殿と言われるほど尊く、天にあるすべての霊的な祝福を与えられています。そして、神様が私の中に、私が神様の中にいるワンネスの祝福をもらい、存在がまったく変わってしまいました。自分が本当に宝の存在だと信じて、よけいなことと比べることがないようにしましょう。 そのように宝の存在になっているので、自分の欲や目的のために生きるのではありません。神様の計画のために、光として塩として生きる尊い存在です。神様は私たちに希望を託しておられ、地の果てまで証人となり世界を変えることができると言われています。神様がいちばん大切にされている存在がクリスチャンです。その確信とプライドを持つようにしましょう。自分は宝であると、どんなこともうらやましくなく、どんな状況でも自分の幸せは左右されることはないと告白して、自分をほめて、お祝いしましょう。どんなことがあっても、はかり知れないいのちの祝福を感謝することからスタートしましょう。イエス様に集中して、いまのありのままを受け入れて、自分が宝であると、いのちの祝福があることで、感謝して、お祝いしましょう。いま、不満とかきびしい現実があっても、「それがなに？かまいません」と告白して、イエス様に目を向けて、聖霊充満を祈っていると、聖霊の力が現れるようになり、すべてが証拠に変わるようになります。特に過去の自分を見ることなく、onlyイエスのみを見て、その中でいまの自分を発見して、宝であることを十分に味わうようになることを祝福します。  |