日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2012年8月19日

時代最高の知恵(ルカ12:54-59)
 どんなことでも順序があって、その順序を違うようにすれば、おかしなことになってしまいます。人生の中でも、急務で優先すべきテーマはなにかを知らなければ、人生がおかしくなるのです。今日の聖書箇所は、イエス様のまわりにはいるけれど、イエス様に従おうとしていない多くの群衆に向かって、この時代に、至急にすべきことをしないと、大変なことになると警告された内容です。この箇所から、時代、人生、私がいちばん優先すべきテーマはなにかを知りましょう。
 人類にとって最大のテーマは、たましいが救われることです。いろいろな事が言われていますが、何よりもまず最優先すべきなのは、たましいの救いなのです。神様はたましいの救いのために、歴史を動かしてこられました。地球が動く理由もたましいの救いです。自分が、たましいの救いをこれほど最大のテーマとして考えているかどうかを考えてみましょう。
 たましいの救いがなければ、どんなにがんばっても最後は人殺しとなり(カイン)、物が豊かでも災いですべてが終わり(ノア)、成功して発展しても一瞬にすべてが崩れます(バベルの塔)。罪が赦され、滅びの運命から解放され、悪霊にやられて操られているところから解放され、まことの神様と出会い、いのちの祝福にあずかることがなければ、なにも益になりません。これは、人の力では得られないので、神様が救いを与えられました。
 この救いための道はただキリストだけです。キリストによって、神様から離れて滅びの運命にいる人が出てくることができ、罪が完全にあがなわれ、サタンの手から出てくることができるのです。人類の最大のテーマであるたましいの救いのためのキリスト、そのキリストがイエス様です。イエス様がキリストであるという証拠で、処女マリヤから生まれ、あらゆる奇跡を行い、十字架で死に復活されました。ですから、いま、最高に急ぐことは、イエス様を救い主として信じて受け入れることです。イエス様を信じることより大きいことは存在しないのです。いまがその恵みのとき、救いのときだと言われています。
 イエス様を信じて受け入れることは、この時代にいちばん知恵があることで、信じないなら、なにを言っても愚かな者にすぎないのです。イエス様を信じることを最高のテーマとして優先して、信じて受け入れたなら、最高の知恵を持っていることを確認しましょう。そのようにせず、他のことを気にして、たんなる飾り程度になってしまうと、勝利をのがしてしまいます。
 まず、最初に自分自身が、イエス様を救い主として信じているのかを問いかけてみましょう。そして、信じたなら、あらゆるすべての理由と条件に関係なく、自分が最高の選択をしたと感謝しましょう。自分自身をほめてあげてください。そのように最高の選択をしたのなら、まちがいなく、すでに祝福と勝利の人生になっています。それを確信して、自分の人生を喜びましょう。そして、聖霊の力が現れればよいと、それだけを気にして、祈りに専念しましょう。聖霊に満たされるように祈り、聖霊の働きを待ち望むのです。
 現場に戻ったとき「なぜ自分はその現場に送られたのか」と神様に尋ねてみましょう。たましいの救いのために送られているので、その答えを確認して、救いのみわざが必要な理由を見るようにしましょう。そうすれば、具体的に理由が見えるようになります。そのようにすると、祈りが変わるようになり、救いの神様のみわざがあらわされるように祈っていると、神様の奇跡を見るようになるのです。
 時代を見分ける目は、たましいの救いがテーマだと分かって祈るときに与えられます。そのように祈りによって知恵ある者となり、また、知恵がある者が祈るようになるのです。
なによりもまず、イエス様を信じた自分をほめることから始めましょう。そうすれば、時代の知恵が分かるので、すべて奪われてもイエス様を握り、たましいの救いをテーマに祈り続けていくようになります。そうすれば、かならず時代の主人公として勝利の人生を歩むようになるでしょう。