日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2012年8月26日

悔い改めなければ(ルカ13:1-9)
 世界各地で災難が起きていますが、どのように考えるのでしょうか。イエス様の当時、災難に会った人はなにか悪いことをしたのか、先祖が罪を犯したからだという因果応報的な考えを持っている人がいました。その人たちに向かって、イエス様が災難にあった人になにか悪いことがあって、あっていない人は大丈夫なのではなく、どちらも悔い改めなければ同じだと言われたのでした。
 私たちの人生は災難がないから幸せなのではなく、悔い改めなければ、いま、安全だと思っていても、危機の状況にあるのです。人生が危機であることを、災難を見て思い出さないといけないのに、なにもなければ大丈夫と思っている考え方を変えましょう。幸せと不幸せが分かれるポイントは、悔い改めであることを、徹底して心に刻むように、イエス様が訴えられているのです。
 世の中には安心できる人生は存在しません。どんな身分や権威、地位、お金があっても、根本にある霊的問題は解決しないので、絶対に安全ではないのです。聖書では、すべての人は罪を犯したので(ローマ3:23)、罪から来る報酬である死(ローマ6:23)で滅びるしかありません。それがいろいろな災難にあらわれているだけで、いま、なにもないように見える人も、罪により死んでいて、悪魔につかまり、生まれながら神の御怒りを受けるしかないのです(エペソ2:1〜3)。結局、すべての人は死んで、死後にさばかれることは決まっています(ヘブル9:27)。このように根本的に危機を抱えている人生であることを知らせるために、神様が愛をもって警告のメッセージとして、危機的な状況を見せられるのです。その神様の愛の警告メッセージを聞くようにしましょう。
 そのような危機の人生で、悔い改めることだけが生きる条件であり、安心できる人生を手に入れることができる条件です。根本的な罪の問題なので、他の対策はまったく役立ちません。神様に背いて知らないうちに悪魔を拝み、自分勝手に歩んでいるところから、まことの神様に立ち返ることが人生が助かり、安全で幸せに暮らせるただ一つの道です。しかし、人間は自分では立ち返ることができないので、それができるように神様がキリスト(メシヤ)を送ってくださいました。そのキリストがイエス様です。
 それで、いままで頼っていたことをすべて捨て、イエス・キリストを救い主として信じて受け入れることが、悔い改めることで、そうすることによって安全な人生になるのです。イエス様だけが道で(使徒4:12)、イエス様自身が、ご自分が道であり、真理であり、いのちだと言われました(ヨハネ14:6)。このイエス様を信じるように、いま、機会が与えられています。地球はいますぐでも滅びて当然なのですが、滅びが延長されて、いまは悔い改めの機会として与えられているのです。
 いま地球が動いているのは、悔い改めるためです。ですから、この地上で最高にすばらしい人生は、人々に悔い改めの機会を提供する人生です。クリスチャンは、そのすばらしい人生を生きるためにいるので、自分の人生を悔い改めの機会を提供するための人生に方向を合わせましょう。それ以外に、この地上にいる理由はありません。その意識があると、他のものは加えて与えられます。
 自分が、悔い改めの機会を提供するためにいるという約束を握ると、自分の周りに飢え渇きを覚えた、神様が備えられた人が見えてくるようになります。そのたましいに関心を持って祈っていると、悔い改めの機会を提供するようになります。それが伝道です。自分の人生のメインの目的は、悔い改めの機会を提供することだと忘れないようにしましょう。
 それゆえ、悔い改めの祝福を受けた者として、イエス様の中でまことの平安と安らぎを味わいましょう。イエス様を信じたので、滅びることはできない祝福の人です。地域、現場に世の光として置かれていることを告白しましょう。それが現場の祈りです。そして、現場に行って、悔い改めの機会を提供する宣教しとして神様から使わされていることを告白しましょう。かかわっている人々を伝道の対象者として再整理して祈り始めれば、かならず神様の証拠が現れるようになります。