日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2012年11月4日

地上最高のできごと(ルカ15:1-10)
 パリサイ人や律法学者たちが、イエス様に従っている人々を外見で判断して見下していたので、その人たちに向かってイエス様がたとえ話をされた場面です。いなくなった一匹の羊を見つけて喜ぶ羊飼いと、なくした一枚の銀貨を見つけて喜ぶ女の人のたとえから、イエス様を信じて受け入れ、従うことがどれほど神様にとって喜びであるかと語られました。私たちも、イエス様を信じて従うことは、天上で御使いが総動員されて宴会が開かれるほど、神様にとっては喜びであることを知りましょう。
 イエス様を信じて従うことは、地上最高のニュースです。罪人が救われて、神様のみもとに戻ることは、他のことでは絶対に起きない奇跡です。悪魔に捕まって、暗やみの支配の中で奴隷となり、滅びの運命を生き、地獄に行くしかない者が、イエス様を信じることによって、永遠に解放されるようになります。どんなに外見がばかにされるようなものでも、イエス様を信じることによって、この最高の奇跡の主人公になっているのです。なにも変わっていないように見えても、古いものは過ぎ去って、すべてが新しくなっていますし、聖霊の神様がともにおられる神の神殿となります。また、聖霊が助け主となって、永遠の天国まで失敗なく導かれます。そして、天の御国の国籍をもらって、天国に入ることは保証されていますし、証人として世界福音化の主人公の人生を歩むことができるのです。
 そして、このように変わることを神様は最も喜ばれるのです。イエス様を信じた者を神様がご覧になって喜び歌っておられます。自分は神様の喜びになっていることを確信しましょう。私たちは単に自分が救われたとしか思っていませんが、実は、神様はひとりを救うことを世界の基が置かれる前から定めておられ、その人の救いのためにイスラエルという国を選びその歴史を動かされ、それ以後の地球の歴史を動かし、その人の人生を動かして救いに導かれたのです。イエス様だけがメシヤ(キリスト)なので、このイエス様を信じるように神様は導かれました。このような神様の大いなる計画の中で自分がイエス様を信じたので、イエス様を信じたことは奇跡であり、神様の最高の喜びであると確信しましょう。
 ですから、イエス様を信じた自分のことを見るときに、外見にとらわれず、自分の人生は奇跡であると考えましょう。どんな過去があっても、いまどうであっても、信じるときに、新しい名前に変わってしまいます。神の子どもであり、神の神殿と言われ、義人と認められ、王である祭司として選ばれた者だと言われ、世の光、塩であると言われます。神の家族だと言われ、神様とワンネスになっているとまで言われるのです。これは、イエス様を信じるだけでそのようになるので、自分がそのように変えられたことを認めるようにしましょう。これらのことをまとめて「教会」と言い、天と地をつなぐはしごのような存在だということです。自分はこのように変えられていると確信を持って、自分と自分の人生を喜びましょう。
 なにがあっても、イエス様を信じることが最高になるようにしましょう。他のことはすべて、イエス様を信じることより下のことなのです。なにがあっても最高だとして、神様の喜びを自分の喜びとしましょう。それが伝道となります。そして、信徒としての絶対的な自負心を持つようにしましょう。私は神様に喜ばれている者であり、幸いな者、祝福された者だという自負を持ち、神様を見上げて感謝しているなら、私のいるところに、神様の祝福と御国があらわれるようになります。神様によって変化が現れるようになるのです。
 自負を持ち、神様を少しだけでも集中して見上げて、聖霊の満たしを求め、神様が導いてくださいと祈ってみましょう。そうすれば、残りの生涯で、失われたたましいがイエス様を信じて神様に立ち返る、地上最高のできごとに関わることができるようになります。その心を持って、自分が会う人、現場を見るようにしましょう。たましいが救われることが、本当にものすごいできごとなのだと心に刻むようになることをお祈りします。