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2012年11月25日
| 感謝するしかない（使徒4:12) |
| 今日は収穫感謝礼拝ですが、聖書箇所はペテロが捕まって殺されるかもしれない危機の場面での告白です。ペテロは、死を恐れず、はっきりと群集、パリサイ人、宗教指導者の前で「イエスの御名しか救われるべき名はない」と告白しました。それは、この告白がいのちより大事だと発見していたからです。イエスがキリストだという告白をして、その告白ゆえに迫害や苦しみがあることは幸いだと感謝することこそ、本物の感謝であり、私たちが回復すべき感謝です。このような本当の感謝があるならば、すべてのことに打ち勝てる勇気が与えられます。いま、私たちに感謝はあるでしょうか。今日の聖書から、いのちを奪われるとしても感謝できる主人公になりましょう。 ペテロは、イエスをキリストと告白できたことを感謝していました。旧約聖書を見ると、神様に選ばれたイスラエルの民の歴史が書かれていまが、その歴史を通して、どんな人が立てられても、どんな事が起きても、どんな奇跡を見せられても、絶対に人間の問題は解決しないということを教えられます。人の罪、悪魔に捕らえられた運命は、人ではどうしようもないということが書かれているのです。神様から離れた結果はおそろしく、真っ暗になるしかないのですが、その中でただひとつ「女の子孫が蛇の頭を踏みくだき、人類のために犠牲となってくださる」と、キリスト（メシヤ）という希望があると語られています。そのただひとつの希望、そのキリストが来られたのですが、イエス様こそ、そのキリストであるという告白です。キリスト以外には、まったく希望はないので、キリストの前に行く以外は、ほかにはなにもありません。イエスがキリストという告白は「人生の希望はイエス様、あなただけです」という、とても大きな告白なのです。イエスをキリストと告白するより大きな奇跡はありません。このことを理解して感謝できる人は、ほかのことがどうであっても、いつも感謝することができます。ペテロがイエスをキリストと告白したとき、イエス様は驚いて、最高のほめことばとともに、最高の祝福のことばを言われました。地球のテーマは、イエスをキリストと告白することです。悪魔は、この告白から目をそらせるように働きます。この告白によって、天の祝福はすべて与えられ、神様が内にはいられ、永遠にともにおられるようになります。これが根本にあるべき感謝です。 また、イエスをキリストと告白できることを感謝する者は、イエスをキリストとあかしできることを感謝します。人生の問題の唯一の答えの福音を知っているので、人の問題に答えを与えられます。そのように人を助けられる存在になっていることを感謝するのです。いまの世の中は、すべてがあるのに、霊的問題は解決できず崩れていくだけです。そのように崩れていく人にイエスがキリストであると教えることができる自分であることを感謝しましょう。勉強をしても、仕事をしても、近所づきあいをしても、そのことを用いて、そのことを通して、そのことをしながら、イエスをキリストとあかしすることをメインにしましょう。そうしていると、時代、現場の主人公になり、証拠がかならず与えられ、聖霊の満たしが与えられるようになります。 そして、イエスをキリストと告白した者は、最後まで保証されている人生で、すべてのことが益となることを感謝しましょう。天の御国の国籍を持ち、聖霊で証印を押されて、ハッピーエンドが絶対に保証されています。いまのことも悪いことではないと、いつも感謝するようにしましょう。 イエスをキリストと告白できることを感謝し、イエスをキリストとあかしできることを感謝し、保証された人生だということから、スタートしているなら、不平、不満、心配、文句が感謝に変わるようになります。困難があるのは、この３つの感謝が確かになるためです。すべてのことを感謝に変えて、イエスの証人としての方向に変えましょう。なにがどうであっても、世界福音化、イエスの証人としての方向に修正しましょう。まことの感謝があるなら、そのようにすることができます。方向を修正したなら、結論が出たので、祈りに専念するようになるでしょう。 だれにも奪われない感謝の人生を歩んでいると、まわりの人が見て、なにかが違うと思って尋ねてくるようになるでしょう。感謝を回復して証人となることをお祈りします。  |