日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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2013年1月13日

合格人生(ルカ18:9-14)

人々は外見や人間的条件、倫理、道徳を基準にして、人や人生の優劣をはかる傾向があります。その基準ですぐれていると思える立場に立とうとがんばり、できれば他の人を見下して高慢になり、できなければ傷にとらわれて劣等感で落ち込みます。そのような考えを持っている人々に向かって、イエス様は今日、本当に神様に認められる合格人生はどのようなものなのかをたとえで語られました。 　一般的にパリサイ人たちは、すばらしいと言われる条件をそろえていました。人を助け、律法も守り、良心的で善良な人々でした。それに比べるとイエス様に従う人々は、世の中で罪人だと言われるような人々でした。イエス様はパリサイ人と取税人のたとえを語りながら、そのような世の中の外見や条件の基準で比較したものが評価ではなく、本当の人生の評価は神様の前に立ったとき神様がなさることだと言われたのです。 　神様の前に立つと、すべての人が罪人です。だれひとり義人はいません。世の中で正義感がある人、思いやりがあったり、愛情深い人もおられますが、それは神様の前にはなんの意味もありません。それらは罪の問題にはなんの関係もないことだからです。罪を犯して死とさばきの中を地獄へ行く運命には、人間のどんな良いこともまったく役には立ちません。神様を離れていのちを失い、空中の権威を握って人を滅ぼすサタンに捕まったことは、外見や条件では変わらないのです。ですから、比較意識を持って劣等感にとらわれる必要はありません。人の目を意識することから自由になりましょう。神様の評価は、罪ゆえさばくことだけです。全員がさばかれるしかないのです。 　自分がそのような罪人であることを知り、神様のあわれみ以外は希望がないと認めると、神様があわれみによって罪をゆるしてくださいます。そのように罪をゆるされた人が合格の人生なのです。あわれみ深い神様はキリストによって恵みを与えて、罪をゆるし、悪魔の束縛から解放してくださいました。キリストにあって義と認めてくださるようになったのです。ですから、まことに罪をゆるされ、義と認められるのは、キリストを信じて従うことです。キリストがイエス様なので、イエス様を信じる者が合格人生です。 　イエス様がキリストなので、イエス様を信じる瞬間、神の子どもとしての特権が与えられ（ヨハネ1:12）、義と認められるようになります（ローマ3:21､22）。聖霊を通して証印が押され、絶対に消されることがありません（エペソ1:13）。イエスを信じるように召され、義と認められ、栄光に富んだ者にされます（ローマ8:30）。天の御国に座ったと言われます。罪と死の原理から解放され（ローマ8:2)さばきはありません。神の神殿に変えられ（Iコリント3:16）、イエスのすべてが与えられ、神様が救われたクリスチャンひとりひとりを見て、ものすごく喜んでおられるのです（ゼパニヤ3:17）。ひとりのたましいが救われると天では天使がパーティーを開くと言われています。以前のものは過ぎ去って、すべてが新しくなり（�Uコリント5:17）、ただ聖霊の力によってイエスの証人の人生を送るようになります（使徒1:8）。 　これらは、すべてイエスがキリストだから与えられるのです。今日からイエスを信じた合格人生であることに確信を持つようにしましょう。比較意識、人の目を気にすることから自由になりましょう。自分が祝福の人生、勝利の人生になっていることを自分で祝い、自信を回復しましょう。そして、だいたんに神様の御座に近づき、神の国の祝福に入り、神様の力を受けて人生を勝利で飾るようにしましょう。すでに合格の人生であることを味わい、主がともにおられる祝福を味わう一週間になることをお祈りします。