日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2013年3月3日

黙れば石が叫ぶ(ルカ19:28-40)
   世の中では、世界平和、環境保存、人権保護などさまざまなテーマが叫ばれています。それぞれが大事なテーマですが、クリスチャンが覚えるべきなのは、神様が最初から最後まで聖書に書いて、教えておられる最高、最大テーマは、「人の救い」だということを覚えておかなければなりません。その最大のテーマである人の救いの主人公である救い主イエス様が、十字架にかかられるためにエルサレムに入られる場面が今日の聖書です。
 イエス様はまことの王ですが、普通の王が馬や馬車に乗って入るのとは違い、ろばの子に乗ってはいられました。また、馬の鞍に乗られるのでも、絨毯をひいた道を進まれたのでもなく、人々の上着をろばの子の上に乗せ、道に引いて入られたのでした。人々はきっとおかしいと思ったでしょうが、それでも王が来られたことを喜び、「祝福あれ。主の御名によって来られる王に。天には平和。栄光は、いと高き所に。」(38節)と叫びました。それを聞いたパリサイ人たちが、うるさいから黙らせてくださいとイエス様に言ったときに、イエス様は「もしこの人たちが黙れば、石が叫びます。」と言われました。それは、その人々がイエス様をまことの王、キリストとして理解して叫んでいたのではないのですが、ことば自体は人類が叫ぶべき、最大、最高のテーマだったからです。その叫びは絶対に必要だから、人が叫ばないなら石でも叫ぶと言われたのでした。地球、人類の最大のテーマは、救い主のイエス様を心から歓迎して、積極的に御名をほめたたえることです。
 イエス様をキリストとして信じていない人は、イエス様を信じて受け入れるように願います。そして、信じた人は、それがどれほどの奇跡であるかを知り、自分こそ幸いな者であり、奇跡の主人公だという認識を持ちましょう。そして、神様が歴史と地球を動かしておられるテーマが、イエス様に向かってほめたたえるためなので、毎日、イエス様に向かって心からほめたたえましょう。
 人の救いが最大のテーマですから、イエス様を歓迎して受け入れることが、最大で絶対的なテーマです。それを知っているクリスチャンは、いる現場の偶像は崩れ、文化が神様のものに回復するようになる祝福の存在になっています。すべての過去は、このイエス様を信じるためにあったことで、イエス様を信じるほど大きいことはありません。これに対するインパクトを持つようにしましょう。イエス様を心から歓迎して、救い主としてお迎えすることがどれほど絶対的なテーマになっているかを自分で問うてみましょう。イエス様が自分の救い主で、すべての問題を解決してくださったキリストであり、自分の人生はイエス様が希望、光、いのちなので、他のことはどうでも、イエス様が来られればそれだけでよいと告白しましょう。十字架と復活のあと、この告白が全世界に広がるように門を開いてくださいました。だれでもイエスの名を呼べば救われるのです。サタンは、イエス様の名を呼ぶことを隠そうと邪魔しますから、いつでもイエス様を呼ぶことを自分のテーマにしましょう。
 そして、自分だけではなく、自分のいるところで、ともにいる人々がイエス様を呼ぶことができるようにしましょう。現場にはかならずイエス様のことを聞いて救い主として信じ受け入れ、イエス様の名前を呼ぶ人が備えられています。その人をさがすことが、生きるテーマになるようにしましょう。救いが地球と歴史のテーマであり、その道はイエス・キリスト一本しかありません。それは、聖書にも、いままでの歴史を通しても証明されています。神様は、すべてのことをキリストにフォーカスが合うようになさっているのです。唯一の道、キリストであるイエス様が、まことの王であるしるしとしてろばの子に乗ってこられました。このイエス様を歓迎してほめたたえることが最大のテーマであり、神様は教会に向かって、イエス様をほめたたえ、歓迎するようにと言われたのでした。すべての理由をあとにして、心の中心からイエス様を歓迎してお迎えしましょう。
 そして、なにがあっても救いの確信をのがさないようにしましょう。なにがあってもイエス様によって大丈夫だと告白しましょう。そして、まことの王をお迎えした自分は「王である祭司」として現場にいます。現場征服の約束を握って現場に向かうようにしましょう。
 イエス様に向かって心を開いて歓迎する一週間になることをお祈りします。