日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2013年3月31日

釘を刺す復活(ヨハネ20:1-9)
   イースターおめでとうございます。イエス様が死からよみがえられました。それも、ただ死んだ人が生き返ったのではなく、完璧な姿でよみがえられたのです。これは、不可能でありえないことですが、キリストなら必ず復活しなければなりません。今日、復活の意味はなになのかを考えてみましょう。
 イエス様はご自分でキリストであり、道、いのち、光、救い主、神様ご自身であると言われました。しかし、それを聞いた人々は、拒否して、神様を冒涜することだと、イエス様を十字架につけて殺したのです。しかし、イエス様の復活は、そのように拒否して信じなかったことが、本当であり、真実であると釘を刺す奇跡なのです。復活することによって、イエス様は、サタンに向かい、この世、信徒に向かって、イエスがキリストであるのは、永遠に変わらない真実であると、釘を刺されたのです。
 神様は、人間を創造されたとき、神のかたちとして、神様とともにいる幸せな祝福された存在として創造されました。その神様から離れ、神様を失ったのが、人間の問題です。神様から離れる選択をしたことを罪と言い、その背後にサタンが働いていました。それがすべての問題の発端です。神様を離れて、ほろびの運命、罪からの報酬、サタンの支配の中で、世の偶像にとらわれています。それゆえに、精神、肉体問題に苦しむのです。神様とともにいるようにならないと、問題は解決しません。しかし、悪魔が邪魔して、罪によって神様といっしょになることはできないのです。それゆえ神様が人間を愛して、神様といっしょにいるようになるために、キリストを送ると約束してくださいました。道はただひとつ、キリストしかありません。そのキリストが2000年前に来られたイエス様です。イエス様は処女から生まれ、十字架にかかりよみがえられることによって、ご自分がキリストであると明らかにしてくださいました。復活は、イエス様が、この約束のキリストであることに、だれも文句を言うことができないように釘を刺す事件なのです。私たちの状況がどうであっても、イエスがキリストであるということは事実です。なぜなら、イエス様は復活されたからです。どんなにつらいことがあっても、過去がどうであっても、イエスはキリストという事実を優先しましょう。すべての問題の解決は、まことの王としてサタンとのろいの力を砕かれ勝利され、まことの祭司として罪、のろいの運命を終わらせ、まことの預言者として神様ともう一度ともにいる道を開いてくださったキリストだけです。そのキリストがイエス様です。イエスをキリストと信じて、告白すると、すべての問題が解決して、新しい人生、いのちがある者に変えられます。
 復活は、また、イエスだけがキリストであると釘を刺す事件です。世の中には立派な人はたくさんいます。しかし、復活した人はいないので、キリストにはなりえないのです。ただイエスだけがキリストです。必要なものもたくさんありますが、キリストとは別次元です。宗教、良い話、たくさんあるのですが、どんなにりっぱな話でも、根本問題は解決できません。ただイエス様だけがキリストであるということで、すべてをすっきりと整理しましょう。いろいろなキリストではないことに希望や幸せを求める必要はありません。知識があっても、無知であっても、イエスだけがよみがえられたので、イエスだけがキリストです。「わたしを通してでなければ父のもとに来ることはできません」(ヨハネ14:6)と言われ、「他に救われるべき名はありません」(使徒4:12)。他のことに引っかかると、人生がむなしくなります。モーセもエリヤもいなくなってイエスだけが残るようにしましょう。それが力となって、いやしとなります。サタンは、知識や感情を使って、イエスだけになることを邪魔します。それがクリスチャンの問題です。復活を見つめて、イエスだけがキリストだと考えましょう。聖書と歴史の証拠を見ると、イエス以外は滅びであった証拠が見えます。イエス以外は幸せはないと釘を刺しましょう。そうすれば、出エジプトの奇跡を体験するようになるでしょう。
 復活によって救いを完成されたので、いまは新しい時代が始まっています。イエス様が来られるまでは、キリストを象徴することをもって預言で信じていたのですが、イエス様が十字架で死んでよみがえられたあとは、救いを完璧に完成されたので、イエス様を信じると救われる時代が開かれました。もう象徴するものである羊を殺したり、手を洗ったり、神殿を作る必要はありません。だれでもイエス様の名前を呼べば救われる、恵みと救いの日がはじまっています。イエス様を信じると聖霊が中に入り、内住される時代です。聖霊は離れることはなく、永遠にともにおられ、導いてくださっています。そして、聖霊で満たしてくださって、神様の力を表してくださることを体験できる時代になっているのです。それによって、イスラエル中心の時代は終わり、地の果てまで、全世界が福音化される時代が開かれました。聖霊が内住しておられる者が現場に行くと、暗やみが砕かれる時代になっているのです。
 復活のメッセージを確認して、クリスチャンとして、疑い、迷いを捨てて、思い切りイエスをキリストと告白しましょう。ひとりで信仰を告白して、神様の前に、サタンの前に、自分の人生をおいて、胸に釘を刺しましょう。そして、人生の方向、生きるテーマは、どのような状況でも、神様に恵まれることに向けましょう。だれでも聖霊充満が注がれる時代です。礼拝とみことばを大切にして、恵みに預かることをテーマとしましょう。そして、福音をあかしする福音宣教に人生のテーマをあわせましょう。行く所々に復活の証拠がかならず現われるように祈ります。