日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2013年6月30日

十字架の強盗でも(ルカ23:39-43)
  イエス様が十字架にかけられたときに、横で同じように十字架にかけられていた強盗が、イエス様は約束されていた救い主であると分かって、「御国の位についたときに思い出してください」という告白をしました。それに対して、イエス様は「あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます」と答えられたのでした。この箇所から、どんなに希望がないように思える最悪の状況でも、イエス様がどういう方なのかを分かり、信じて受け入れるなら、その瞬間に希望のある人生に変えられることを知りましょう。
 イエス様は、罪を犯して神様から離れ、地獄とのろいの運命の中で、サタンに支配されて、疲れて重荷を負って生きるしかない人々が、罪が赦され、のろいの運命とサタンの手から解放されるために、この地上にこられました。それゆえ、罪のないきよい方であったのに、身代わりで十字架にかけられ死なれたのです。そして、私たちになにか要求したら、そのままつぶれてしまうと知っておられるので、なにも要求されず、ただ信じなさいと言われています。自分の基準や重荷、レベルにとらわれていずに、イエス様のところに来なさいと言われるのです。そして、イエスをキリストと告白すれば、その瞬間、すべての暗い運命、悲しい限界がある人生が終わって、幸せな天国の民に変えられます。希望がないと思っていた人生が、いっぺんに希望の祝福の人生に変えられるのです。ただ、イエスをキリストと信じるだけで、ほかに条件はありません。イエスだけで十分だということをあらわすために、神様は歴史を動かしてこられました。旧約聖書時代は、羊を殺し、儀式を行い、それを見せてくださったのです。
 イエス様を信じるだけで、すでにすべての神様の祝福が注がれます。伝道して生きていくことができる、すべての条件がそろっているのです。イエス様の御名は、本当に偉大な御名です。それを知らないと、希望を奪う、多くのものに振り回されて生きるようになります。家庭環境や人からの裏切り、自分の失敗、大切なものを失ったり、貧困、障害、病気などが、希望を失う要素だと思っていますが、それはだまされていることです。キリストによって与えられた希望を奪うようなものは、この世にはありません。ヨセフもダビデも、それを知っていたので、絶望するような状況でも関係なく、希望を告白していったのです。パウロも、ピリピ4:13で御国の祝福がすべてあるので、どんなこともできると告白しています。
 イエスをキリストと信じた私は伝道者であり、神様の契約をもらっている幸せな者だと確認して、告白し続けましょう。サタンに教えられたうそにだまされて、希望を奪われないようにしましょう。絶望か希望か、また、不幸なのか幸せなのかは、イエスが鍵です。イエスを信じているなら、希望があり幸せで、イエスを信じていないなら、絶望で不幸です。その基準をもってまわりを見て、イエスを信じていないゆえに不幸で希望がない人々に、希望のイエス・キリストを伝えることを祈りましょう。
 イエスを信じているので、天国の祝福が与えられています。これからは、天国の祝福を考え、細かく味わうようにしましょう。罪に定められることはなく、地獄の運命、苦しみ、不安は終わりました。神様がともにいてくださり、永遠に責任をもってくださいます。世界福音化をするすべての祝福を持つようになりました。天国の祝福を黙想していると、自分が持っている希望を絶望している人々に与える人生になっていることがわかります。つまり、自分は福音宣教のための伝道者であるというアイデンティティを確かに持って生きることができるのです。
 絶望している人に希望の鍵であるイエス・キリストを与える伝道者として、天国の祝福を味わう一週間になることをお祈りします。