日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2013年7月28日

私って本当に伝道者?(ヨハネ8:9)
  イエス様に出会ったことは、本当に幸せなことで、ほかの理由ではなく、それだけで幸せになれることです。今日、姦淫の罪を犯してイエス様の前に連れて来られた女の場面を見ながら、イエス様を信じたとたんに、新しい人になったことを確認し、それがどれほどの幸せなのかを知るようにしましょう。そして、自分はだれなのかを知り、本当に伝道者として歩むようにしましょう。
 自分がだれなのかを知るためには、まず、キリストだけが残らないといけません。世の中はいろいろあり、有益なことも、必要なこともあります。しかし、それらがすべて去って、キリストだけが残るべきです。そうでなければ、やるべきことをせずに、やらなくてよい無駄なことをくり返すようになってしまいます。今日の聖書箇所で、女の前から、罪を追求する人も、石もなくなりました。これは、モーセの律法もすべてなくなったということです。変化の山で、モーセもエリヤも消えてイエス様だけが残りました。旧約聖書には、神様がキリストを送ると約束されて、その約束を守るためにイスラエルという民族を選ばれたことが書かれています。その契約のために祝福されたのに、イスラエルはキリストを握ることも、契約に立つこともせず、すぐに偶像崇拝をしてしまったのでした。つまり、なにをしても、どんなことがあっても、人間にはまったく希望がないということです。人間は、すべての人が創世記3章にある原罪につかまっていて、絶対にキリストでないと希望がない存在なのです。これをわかって、ただキリストだけを残すときに、自分を見つけることができます。キリストであるイエス様は、まっくらな世の中に来られた光であることを象徴して、クリスマスには真っ暗な中に大きな星が現れました。希望はただその星ひとつであるように、キリストに集中しましょう。そのキリストがイエス様です。ですから、イエス様を受け入れると変化が起きるのです。
 そして、信じて受け入れたら、キリストの中で自分を発見するようにしましょう。自分を見る材料をキリストだけにするのです。キリストにあって、死ぬべき運命から永遠に完全に解放されました。以前のことは過ぎ去って、存在がありません。ガラテヤ2:20にあるように、新しいいのちが生きるまったくちがう存在として変えられたのです。神の神殿として、三位一体の神様である聖霊が内に宿っておられます。そして、召して、義と認めて、栄光を与えてくださるのです(ローマ8:30)。すべてのことを働かせて益としてくださるようになっています。(ローマ8:28)問題、心配はまったくいりません。そして、天国に行くことが保証されているので(ピリピ3:20)、ハッピーエンドになるしかありません。このように、イエス・キリストを信じた瞬間に変わり、そして、永遠に変わってしまっているのです。
 このような神の人、契約の人に変えられたので、新しい役割があります。イエス様が来られるまでのイスラエルは、キリストが来られるための国でした。いまはこられたので、イエス様を信じる人が新しいイスラエルになっています。それを知っていたペテロは、マルコの屋上の間で祈って待っている間に、イスラエルの12部族であるということで、11人になっている使徒をもうひとり加えたのでした。つまり、信じた人、教会が新しいイスラエルなのです。その新しいイスラエルには、エルサレムから地の果てまで証人となる契約をくださいました。世界福音化の契約です。イエス様を信じた瞬間から、世界福音化の主役になるのです。信じたときに、自動的に伝道者になっています。これが生きる理由です。いまの終わりの時代は、世界福音化のために生きることが成功です。
 それゆえ伝道者として、いつも伝道のことを考えて一日を過ごすようにしましょう。信じた瞬間に、世界福音化ができるようにすべてを与えてくださいました。使徒1:8で聖霊が臨まれると約束されていますが、その聖霊はダイナマイトです。世界福音化できるように爆発してくださいます。それを信じて祈りに専念すればよいのです。
 毎日、自分が伝道者として呼ばれたことを確認して、告白しましょう。今日一日、伝道者の生活ができるようにと祈りましょう。疑うことなく、世界福音化を見て、いま、自分の現場から始めましょう。なにをしても伝道のためです。信じるなら、ひとりで世界を福音化できる祝福をくださいました。イエス様を信じたので、自分は伝道者であるというアイデンティティを回復して、一週間を送るように祈ります。