日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2013年8月11日

釘をさしてスタート(ルカ24:36-49)
 いま世の中はあちこちに災難が起き、戦争も絶えずあり、多くの人々が、被害にあって、苦しい人生を送っています。災難や戦争がなくても、個人は不安で疲れ果てている状態ですが、どこに行けば重荷がおろせるかわからないままさまよっています。そのような状況を巧妙に利用するサタンは、宗教などを使って人々を引っ張っています。キリスト教会の中でも、福音のほかにも救いがあると言って、宗教と手を結ぶ動きに賛同しようとする動きがあります。このように真っ暗な時代に、神様は私たちを召され、イエスがキリストであることを告白するようにされました。それゆえ、私たちは、しっかりとして、自分がどれほど貴重で意味ある存在なのか気づかなければなりません。イエスがキリストという結論に釘をさして、次に進むようにしましょう。
 今日の聖書箇所では、復活されたイエス様が目の前におられるので、弟子たちはとてもうれしかったのですが、それでも、まだ迷いや疑いがあったことが書かれています。信仰者として、心に迷いやちゅうちょがあると、「まさか」という思いで、どこか疑ってしまって、信仰に飛び込むことができません。これがサタンの最後の戦略だと言えるでしょう。信仰から逃げるわけではないのですが、いままでの常識、経験、肉的な計算などで、思い切り新しい世界に飛び込むことをしないのです。
 本当に世の中に助かる道はキリストしかなく、信じる者は、過去、現在、未来、すべての問題が終わって解決しています。過去の滅びの人生は終わったのです。キリストはすべてを終わらせてくださったので、すでに充分で完璧な祝福を与えてくださっています。すでにいまの真っ暗な時代を生かすことができるように召されています。道はただキリスト一本しかありません。キリストだけが道であり、希望です。イエス様はご自分がキリストだという証拠で、十字架にかかられ、三日目によみがえられました。ですから、イエスだけがキリストだという結論を出すことができるのです。イエス様がキリストなので、だれでもイエスの御名を呼ぶと救われ、新しいいのちを得るようになります。それにちゅうちょしていると、たましいにダメージを受けるようになります。それで、イエス様は今日の本文で、ご自分が霊ではないこと、本当に復活されたことを弟子たちに見せて、疑いをすべて消しなさいと言われたのでした。十字架で死んでよみがえられたので、イエスはキリストです。それは、迷い、ちゅうちょ、疑い、理由、理論、常識などとはレベルが違う神様のみわざなのです。私たちも、すべてを越えて本当にイエスはキリストだという結論を出して、そこに釘をさすようにしましょう。
 それなら、残りの課題は「イエスに飛び込むこと」ひとつになります。イエスひとつに集中することです。それを受け入れと言います。正しい、正しくない、良い、悪い、自分を認める、無視するなど、いっさい越えて、イエスはキリストということに飛び込みましょう。それが、聖餐の告白であり、キリストの告白です。「イエスはキリストであり、人生の唯一の希望であり、すべての問題をすべて終わらせてくださった方です」と告白して、自分が幸せな者になっていることを告白しましょう。そうすれば、イエス以来、新しい時代がはじまっていることが見えるようになります。イエスによって罪のゆるしが全世界に伝えられる新しい時代が始まっていることがわかるようになります。イエスの中の自分を発見するようになります。神様が愛してくださっている聖なる国民、王である祭司、VIPと呼ばれる、世の光になっている、世界を変える者だと認めるようになります。そうでない自分はすべてうそです。世界を変えるために、神様がともにいて働いてくださるので、ただ聖霊の力を求め、聖霊充満を求めればよいという新しい約束が見えるようになります。そうすれば、この新しい約束を握って、そのとおりになるように祈るようになるでしょう。
イエスがキリストであるという結論が出ているなら、自然にこのような祝福を味わうようになります。いま、文句やまよいがあるなら、まず、すべてを消して、イエスをキリストと告白する聖餐の告白に飛び込みましょう。そして、世界福音化にすべてが関係している時代なので、そこに方向を合わせて、いま、自分の現場からスタートしましょう。伝道者として、世界福音化の主役として、自然に導きを受けるようにしましょう。
今週、イエスは本当にキリストであるという告白に、しっかりと釘をさして、キリストにある新しい世界の主人公としての自覚を持ち、祈りはじめることを願います。