日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2013年9月1日

真のターニングポイント(ヨハネ1:35-42)
 クリスチャンは、キリストと出会うという、人生最高の祝福を経験した者です。キリストと出会ったことが本当に祝福で、そのときが人生のターニンポイントであったと告白できるのは、人生の答えを出したということです。今日の礼拝を通して、自分が本当に人生の答えを持っていることを確認しましょう。
 バプテスマの弟子であった人が、イエスがキリストであるということを聞き、イエスのほうに行きました。それは、たんに行ったということではありません。その時のイスラエルの国は、選民であると言われていたのにもかかわらず、滅びの歴史を歩み続け、国はローマの属国になっていたので、それらの答えはメシヤ(キリスト)しかないと、キリストを待ち望んでいたところに、イエスがキリストだというバプテスマのヨハネの証言を聞いたので、そこに行くしかないと行ったのでした。行ったところ、イエス様がなにを求めるのかと聞かれたので、泊まられるところにいっしょについて行き、たぶん、そこでイエスがキリストだということを確認したのでしょう。それで、出て行ってペテロに「私はキリストに会った」と言ったのでした。つまり、いままで答えを求めてさまよっていた人生は終わり、人生の答えが出たということです。そのあと、次々と弟子たちが、キリストに会ったと告白していくのが今日の聖書箇所です。なぜ、この告白が必要なのでしょうか。
 私たち人間は、自然に生まれたままの状態では絶対にだめな存在です。必ずターニングポイントが必要です。人は、外見の違い、環境、経験などいろいろありますが、どんな人も生まれたままでは、ローマ3:23にあるように罪をかかえ、いのちの根源である神様から離れているので、まことの喜び、幸せ、成功はありません。なぜどんなにがんばっても、このような人生、社会になるのかという質問をもって見るべきです。聖書の中で、ニコデモは、この質問をもってイエス様のところに行きました。サマリヤの女も5回も結婚したのに失敗して、6回目は結婚もできずにいるつらい状況でした。また、38年間病気の人は、迷信に頼るしかなく、心の中は不平不満だらけでした。「なぜこうなのか」という質問をするなら、聖書にはまことの答えが出ています。
 それは、神様とともにいる「神のかたち」として創造された人間が、創造の神様、唯一の神様を離れてしまったことが原因です。神様の約束を破った罪を持っているので、身代わりに罪のない人が死なないかぎり解決しないのです。そして、どんなに知恵があっても勝つことができない悪魔に捕らえられ、だまされて生きるしかない人生なのです。このような霊的問題があることを聖書には、創世記三章にあきらかにされています。この問題は、人間では絶対に解決できないので、神様が解決するためにキリストを送ると約束してくださいました。キリストによって、すべての問題を完全に解決することができるのです。罪を完全に葬り去る祭司、神様に出会う道、預言者、偽の王を打ち破るまことの王、これがキリストで、そのキリスト以外、答えはありません。これを知って、私の人生に絶対的に必要なのがキリストなのだと、すべての視線をキリストに集中して待ち望むしかないとわかるでしょう。そのキリストがイエス様だという証拠で、イエス様は奇跡を行って見せてくださったのです。ですから、イエスをキリストと信じて受け入れることは、すべての問題の答えを得ることで、人生のターニングポイントになることです。
 信じて受け入れたら、人生を整理しましょう。それまでの「なぜこのようなことがあるのか」という質問は終わり、すべての答えはキリストで出すようにしましょう。そして、「私はキリストと会った」と告白して、待ち望む人生は終わり、自分の求めていたことはキリストだったと確認しましょう。いままでのさまよい、悩み、悲しみはもう終わったということを自分の人生に宣言しましょう。そして過去の自分ではなく、新しい自分であると自分の新しい身分を確認しましょう。私は「神の子ども」「伝道者」なのです。新しい人生ですから、生きる理由も新しくなります。すでに幸せな新しい者になっているので、イエスの証人、神の国の世界に飛び込んで、伝道、世界福音化のための人生であると認めましょう。それを信じて祈るだけでよいのです。そうすれば、新しい人生を思い切り味わうことができるようになるでしょう。