日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2013年9月15日

キリストのない神殿(ヨハネ2:13-22)
 今日の聖書箇所で、イエス様は非常に怒られています。神殿で怒りを見せて、神殿を壊しなさいとまで言われた理由はなんでしょうか。
 イエス様の怒りを理解するために、まず、知るべきことがあります。それは、地上のすべての問題は、まことの創造の神様を離れたことだということです。それゆえ、すべての祝福を失って、目に見えない暗やみの力につかまってしまった霊的問題(創世記3章の問題)が、本当の問題なのです。それが問題なので、答えは神様と再び出会うことです。しかし、人間には神様に出会う道がありません。会いに行くことはできないのです。それで、神様から人間に会ってくださることにされました。会ってくださる道がキリストです。それゆえ、希望はキリストしかないのです。このメッセージをしっかりと覚えるようにと、神様は契約の箱を作りなさいと言われました。契約の箱を置いておくところとして、幕屋があったのですが、ダビデが幕屋ではなく神殿を作りたいと言ったので、神様が人間のために作ることをゆるされたのが神殿です。ダビデは神様のために作ると言いましたが、神様は神殿になどおさまる方ではないので、神様のためではなく、人間のためにダビデの願いを聞いて、その息子ソロモンに作るのをゆるされたのでした。人は、神殿に神様に会いに行くのではなく、神様が人に会ってくださるための場所が神殿です。つまり、それは、キリストであり、神殿はキリストを思い出す場所であるべきだったのです。
 しかし、イスラエルの人々は、正しく神殿を理解していず、ただいけにえを捧げたらよいように思って、堕落してしまったので、なんども神殿は壊され、立て直すようになりました。キリストという意味がない神殿は、堕落した神殿なのです。そして、まことのキリストであるイエス様が来られたので、もう神殿は不要になりました。神殿が、かえってまことの神殿であるイエス様をわからなくさせる邪魔するものになるので、イエス様は怒られたのでした。
 まことの神殿はイエス様ご自身なのです。イエス様はキリストであるという証拠は、聖書にたくさんあります。イエス様がキリストなので、キリストが来られるまで神様に会うために作られていた神殿は、もういらなくなりました。儀式もいらず、ただイエスを信じるだけで神様に出会えるようになります。イエス様は、すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのところに来なさいと言われました。イエス様のところに行くと、まことの神様に出会うことができます。そして、イエス様が神殿なので、信じて受け入れた者が神殿となるのです。神様に出会える場所である神殿になるので、世界で最も貴重な存在となります。自分の存在を小さく考えるいままでの評価基準から自由になりましょう。イエス様を信じて受け入れたので、聖霊が中に住まわれ、永遠に離れないと言われた、永遠の祝福の存在となっているのです。
 それゆえ、イエス様と出会ったのなら、それまでのキリストのなかった自分の自慢、ほこりをすべて消しましょう。パウロはちりあくただと言いました。キリストでないなら、すべて壊れてしまうしかない、無意味なものです。ほかのことにこだわることなく、ただイエスだけに集中して、自分は世界一尊く貴重な者だと救いの確信を持って、感謝をささげましょう。自分が動くと、行った場所に神の国が臨み、悪霊は追い出され、世を変えていくことができます。そのような権限が与えられているのです。すでに問題が問題にならないほど、変わってしまっている事実を認めましょう。自分の人生を自分で心配する必要はないと確信して、あとは、イエスの証人となるので、ただ聖霊充満を求めれば良いのです。複雑に思ったり、無気力になる必要はなく、ただイエスに集中しましょう。自分が神の神殿に変えられているという事実を黙想し続け、その事実が自分のことだと気づくように、聖霊充満に集中しましょう。キリストの神殿の回復がテーマです。回復できるなら、まわりに同じ神殿が増えていくようになります。そして、宇宙大の教会をたてていくようになるのです。そのためにすべてがあります。イエスが神殿であり、そのイエスを受け入れた自分が神殿になったことを常に握り聖霊充満を求め、常に祈って祝福の中を歩いていくことを祈ります。