日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2013年10月13日

あの方は盛んになり(ヨハネ3:22-36)
 クリスチャンは、ひとりがいるだけで、現場に神の国が臨み、神様のみわざがあらわれる、とても貴重な世の中になくてはならない存在です。しかし、さまざまな葛藤にとらわれていると、その大きな祝福に気づくことができず、祝福を逃してしまうことになります。今日、バプテスマのヨハネの弟子たちが、自分の師匠であるバプテスマのヨハネより、あとから来られたイエス様に人々が集まるのを見て葛藤したときに、バプテスマのヨハネが言ったことばから、自分の中にあるいらない葛藤から抜け出し、かえってそれが喜びであるという事実に気づくようにしましょう。
 バプテスマのヨハネは、弟子たちが葛藤している内容は、いままで言っていたことの意味をわかっていないからで、イエス様がキリストなのだから、イエス様が来られたことは喜びであり、葛藤になることではないと言いました。私たちが喜びのはずなのに、葛藤していることはないか、いちど考えてみましょう。
 多くの葛藤がありますが、教会の中で、認められるかどうか、人間関係で葛藤することがあります。また、正しいと思うことを主張する律法的な葛藤もあります。また、文化の違いに耐えられないという文化的な葛藤もあります。これらで葛藤していると、その意見は正しくても、クリスチャンがもらっている祝福をすべて奪われてしまいます。それらが葛藤になるのは、実はイエスがキリストだということが分かっていないからなのです。キリストがどういう方なのかを本当にわかると、葛藤することはなくなります。
 アダムとエバが堕落したとき、神様が創世記3:15で、罪を赦し、神様といっしょになり、悪魔のしわざを打ちこわす唯一の希望であるキリストを約束してくださいました。キリストが人生の唯一の希望であり、絶対の希望です。キリストでないと、人間の問題は解決できません。この御名の他にはないことを、どれほどわかっているかが、成功の鍵になります。葛藤の材料になる、正しいか正しくないかなどでは、人間の問題は解決できません。それがわかると、すべての葛藤から自由になることができます。葛藤から抜け出すときに、自分が現場に神の国をもたらす尊い存在であることがわかるようになるでしょう。
神様はほかには希望はないと、キリスト1つだけを言われています。それゆえ、自分のすべての基準、喜びの基準を、イエス様のほうに行くことにしましょう。つまり、バプテスマのヨハネが告白したように「イエスが盛んになり、私が衰えること」これが基準になります。どのようなときも、どうすればイエス様が盛んになって宣べ伝えられるのかという基準で考えましょう。
 このように本当にキリストだけを希望と告白して、喜びの基準が変わるなら、すべての葛藤を乗り越えることができ、祈りと願いは、「自分と自分の人生を通してイエス・キリストが盛んになるように」となるでしょう。そうすれば、まず、自分の中でイエス・キリストが盛んになります。古い体質や基準、過去があっても、キリストで終わったことを確認しましょう。「それでも、キリストによって神の子ども。すべての問題は終わった」と告白することが勝利のポイントです。それから、同じクリスチャン同士で、人間同士でさばき合うのではなく、お互いにキリストに向き、キリストを主人としてお迎えしましょう。兄弟姉妹にとって、キリストが大きくなり、問題や弱さ、悩みを通してキリストを見上げられるようにと祈り、その人の主人がキリストとなることを自分の喜びとしましょう。そうして、未信者にも、キリストが救い主として認められ、未信者の上に聖霊が臨むようにと祈るようにしましょう。このように「自分、兄弟姉妹、未信者」に向かって「キリストが盛んになるちょうに」と祈りましょう。
引っかかっている葛藤は振り払い、クリスチャン本来が立つべき位置にたち、聖霊が臨んで証人となるちょうに祈りに専念しましょう。キリストに集中して、そのほかはどうでも良いことだと、キリストが盛んになることを願う人を通して、現場に神の国が臨むようになります。