日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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2013年11月24日

感謝をベースに（詩篇23:1-6)

多くの人が、なにかの理由で不平不満を言います。しかし、たしかに納得できる理由であっても、不平不満は人生をねじ曲げてしまい、失敗に引き落とされるようになります。不平不満があるということは、感謝を失っていることです。クリスチャンであっても、感謝をしても一時的で、なにかのことに感謝を奪われることが多くあります。それでは、人生の勝利を期待することはできません。感謝ができず、不平不満が出てくるのは、心に消えない不安があるからです。たとえ相手が正しくなくても、自分の中に、それでも大丈夫だという平安があるなら、不平不満が出てくることはありません。どんなことがあっても奪われない、感謝の主人公として生きていくことができるように、永遠に変わらない感謝を見つけ出しましょう。 　聖書に出てくる信仰の人々の感謝を見ると、特徴があります。それは、無条件に感謝したということです。とにかく、なにがあっても、感謝するしかない事実を思い出して、まず優先的に感謝するようにしましょう。 　サタンは感謝を奪おうと、人を通して、環境を通して、状況を通して、感謝が揺れるようにさせます。しかし、今日のダビデの告白のように、たとえ死の陰の谷を歩むことがあっても、無条件に、まっさきに感謝からスタートしましょう。それが、クリスチャンの感謝の特徴です。なぜなら、イエスをキリストと信じた私たちには、無条件に、優先的に感謝できる内容がすでに与えられているからです。 　イエスをキリストと信じること自体が、一方的な神様の恵みなのですが、そのように恵みによってイエスをキリストと告白した者は、どんな人間でも、過去や未来がどうなのか、まったく関係なく、滅び、のろい、地獄の運命から完全に解放されています。根本的に、永遠に滅びやのろいはないのです。死と罪の原理から解放されているので、いっさい不幸はありません。これは、イエスをキリストと信じた者に与えられたことで、変わることはありません。ただ、それを自分のものだと信じるのか、信じないかという違いだけです。そして、そのように祝福されていると感謝すると、不安や心配は自然に消えるようになります。 　滅びないだけではなく、イエスをキリストと信じて受け入れる瞬間に、創造の、三位一体の神様が聖霊を通してひとりひとりの中におられるようになり、いつまでも同行してくださいます。すべて悪いことがない天の御国の祝福が臨んでいる神の子どもになるのです。内にキリストという宝があるので、苦しめられても窮することはなく、途方にくれても行きづまることはなく、迫害されても見捨てられず、倒されても滅びません。天にあるすべての霊的祝福が私のものとなっています。感謝せざるをえないのです。 　また、受け入れた瞬間から、イエス様とワンネスになっているので、イエス様がおられるところに私がいて、私がいるところにイエス様がおられ、完璧に保証される歩みになっています。ハッピーエンドは決まっていて、その希望は消えることはありません。不変の神様による不変の祝福と愛は、キリストというひとつのことばの中にすべて入っています。そのキリストを所有しているので、どうであっても、無条件に優先的に感謝することができるのです。そのように感謝できるように、聖霊に満たしてくださいと祈りましょう。 　その感謝を回復するなら、世の中に未練はなく、すべてがちりあくただとわかるようになります。これがすべての基礎になります。頭で理解するのではなく、本当に感謝の上に成り立つ生活を始めましょう。そのとき、すべての暗やみの力が崩れるようになります。光のみわざが働くのです。まず、本人に光のわざが現れ、それがまわりも照らすようになります。それによって、国、民族、世界が生かされるようになるのです。 　無条件に感謝を優先してするクリスチャンとして勝利するようにしましょう。それで、まず、自分はいま、なにに感謝をしているのかと考えてみましょう。そして、なにゆえ、感謝を失っているのかと考えてみましょう。そして、まことの感謝を回復するように、感謝を修正しましょう。まことの感謝をすべての考え方、人生の土台にしていきましょう。まことの感謝をすべての基礎にして、具体的に告白しながら、生活、人生を立てていくようになることをお祈りします。