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2014年01月12日
| 混乱に終止符を（ヨハネ7:25-36) |
| 今日の聖書箇所では、イエス様を目の前にして、イエスがキリストであることを告白できず混乱している人々の話が出てきます。かたちはいろいろなのですが、みんな混乱しているので、目の前にある祝福、勝利と幸せの中に足を踏み入れることができません。私たちも混乱の中にいないか点検して、混乱に終止符を打ち、祝福の人生に飛び込みましょう。 いま、世の中にはさまざまな情報が飛び交っていて、情報の洪水時代と言われています。しかし、それらの情報の中には誤解されているものが多いのです。必要な情報で、本当に役立つものも多いかもしれませんが、人生のまことの幸せ、まことのいのちにつながることとまったく関係がないなら、それはいちばん大事な核心部分が抜けていることなので、混乱させる情報でしかありません。 混乱させる情報につかまっている例をあげると、なにかの傷を抱えて抜けられないことがあります。その傷自体がまちがった情報によることなので、その傷で人生が左右されているなら、まちがった情報によってコントロールされていることになります。また、外見や能力のちがいで人を差別することがあります。これも、まちがった情報によることです。そして、まじめに努力すれば人生が変わるという、まちがった情報により、がんばる人も多いです。それをかたちにしたものが宗教です。また、人間が作ったかたちのあるものをおがむことも、混乱しているすがたです。教会の中では正しい、正しくないという律法のルールを決めて、律法主義にとらわれます。神秘主義にとらわれる場合もあります。このような状態すべてをまとめると、さまよっているということができます。自分なりには、幸せ、平和、成功を求めているのですが、まちがっているので、混乱から抜け出せないでさまようのです。 混乱に終止符を打つためには、みことばを心に入れるべきです。抜けている情報の核心、情報のダイヤとなること、キリストを取り戻すべきです。すべての情報は、その情報の核であるキリストにしぼられるからです。 人にはたましいがあり、神のかたちに造られたというのが、正しい情報です。人はキリストでなければ生きていけないということです。キリストしか希望がないことが正しい情報で、それを伝えるために、ほかのさまざまな情報があるのです。キリスト一点にしぼりましょう。そのキリストがイエス様です。イエスがキリストという核心が入るなら、すべての混乱は終わります。Ⅱコリント5:17すべてが新しくなり、ピリピ3:18キリストを知る知識のすばらしさのゆえに、ほかのすべての情報がちりあくたになります。そうなると、なにかに振り回されることもありません。使徒4:12で、ペテロは、死の危機の前でも、混乱せずにイエスがキリストと告白しました。正しい情報を核心に入れると、「なにがどうなっても、イエスはキリストなのでかまいません。すべての祝福、神様の愛を奪うことは存在しない」となり、混乱することはなくなります。 いま、自分の頭の中にある情報を、核心と周辺の飾りと分別して、わきまえるようにしましょう。なんでも核心に入れてしまうことはやめましょう。そうすれば、混乱に終止符を打てます。情報のダイヤ、核心は、イエスはキリストということで、人生の幸せは霊的なことにあるのです。 そして、１日をはじめるときに、イエス・キリストを告白して、生きる目的は福音宣教であることを確認しましょう。神様と深く交わって、キリストにある祝福に深く浸るようにしましょう。核心を中心にして、人生をあらためて正しく整理する時間を持ちましょう。過去、現在、すべて整理して、混乱に終止符を打ちましょう。なにがあっても、イエスはキリストだと、真っ先にいつも中心にしましょう。それがクリスチャンの生き方です。そうすれば、祈れるようになります。そのようにして混乱が終わったら、キリストによる祝福の者であると自分で認め、幸いを告白して、感謝をささげましょう。そして、死の陰の谷を歩いても、かえって祝福となり、伝道者として用いられることを信じましょう。神の国とその義を求め、福音宣教のために生きていくようになりましょう。混乱に終止符をうち、祝福を思い切り味わう状況を作りだしていくようにお祈りします。  |