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| メッセージ要約版 |
2014年01月26日
| 予想外の結末（ヨハネ8:1-11) |
| 今日の本文は、姦淫の場でつかまった女がイエス様の前に連れて来られた場面です。モーセの律法では、姦淫をすると石打ちで殺されなければならないと言われているので、人々は、石を手に持って、殺すつもりでイエス様の前に女を連れてきました。人々はその女は殺すしかないと思っていましたし、女の人自身も、死ぬしかないと思っていました。そのように、どうしようもない状況だから、イエス様を告発できると思っていました。ところが、その結果は、まったく予想をひっくり返すものでした。それが、イエス様のゆるしなのです。今日、私たちも、自分のいままでのパラダイムを変えて、新しく輝く人生を歩みはじめましょう。 人は、罪にたいして、それは自分が背負って償うべきだという考えを持っています。しかし、それは、罪の本質をのがしている考えで、行いによって罪なのかどうかと評価する考えです。それは、この世の限界のある考えにすぎません。聖書には罪の本質が書かれています。それは、ローマ3:23にあるように、すべての人が罪人だということです。行いによって評価するのではなく、本質を見ると、すべての人が石に打たれて殺されるしかない罪人です。すべての人が罪と罪過の中で死んでいて（エペソ2:1）、生まれながら御怒りを受けるべき子だと（エペソ2:3）聖書には書かれています。義人はひとりもいません（ローマ3:10)。イエス様は人々に向かって、「あなたがたのなかで罪のないものが最初に石を投げなさい」と言われたのですが、罪の本質を知るなら、だれひとり、石を投げることのできる人はいないのです。 そこで、ひとりひとり、みんなが去っていき、イエス様と女だけが残りました。そのとき、イエス様が「わたしもあなたを罪に定めない」と言ってくださるのです。つまり、あなたの罪はゆるされたと言われたのでした。そして、「これからは罪を犯してはならない」と言われたのは、もう、罪にとらわれて生きる理由はないという意味です。完全に罪から自由にしてくださり、解放してくださいました。完全に新しい人生がスタートしたのです。このようにイエス様の前に持っていくと、ゆるしと新しい人生のはじまりが与えられます。これは、イエス様のみができることです。なぜなら、イエス様はキリストだからです。神様を離れ、罪を犯し、サタンに捕まっているところから解放されるために、キリストが必要です。いままでのルールや声はすべて消してしまいましょう。ただ、キリストだけなのです。 それなら、イエスをキリストと信じて受け入れたクリスチャンは、これからどうすればよいのでしょうか。いままで、染み付いてしまっている法、基準、ルールをすべておろしてしまいましょう。罪の本質をわかるなら、神様の目には、すべての人が同じ罪人であるとわかり、正義や絶対的だと主張することがなくなります。そのようなルールや基準を持ったままだと、イエス様のゆるしを味わうことができず、自分も苦しみ、まわりの人も傷つけてしまいます。ただ、イエス様と私だけが残るようにしましょう。イエス様以外は、まったく気にしない状況を作って、その中に入るようにしましょう。そして、「わたしはあなたをゆるす」と言われる、イエス様の御声を聞きましょう。 そして、イエス様ゆえに、十分に新しい存在、聖なる存在になっていることを確認しましょう。自分が神殿であることを確信して、イエス様だけで、ほかのことに振り回されることがない自分になりましょう。イエス様と一体一になり、過去と決別して、新しい希望の人生をスタートしましょう。イエス様の前では、行いは基準ではないことを、はっきりとさせましょう。そして、イエスだけを基準とする新しいパラダイムの中に入りましょう。 この確信があると、祈りもかわります。残りの人生、自信を持ち、ゆるしの福音を持って、いまだにそのゆるしを知らない多くの人々を助けるようにしましょう。そのために聖霊充満の約束があるので、思い切り、ためらわずに、希望の祝福を味わうために、聖霊充満を求めましょう。 罪の本質を考え、キリスト・イエスだけを残し、世の中を照らす、輝く新しい人生を歩みはじめるようにお祈りします。  |