日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2014年02月02日

やみの中を歩まず(ヨハネ8:12)
 人々は、まじめで熱心に正しく生きようと努力しますが、思うとおりにいきません。それは、その人が問題なのではなく、努力やがんばりではどうしようもない、やみの中にいるからです。人間は動物とはちがう、たましいのある霊的な存在です。それゆえ、創造主である神様を信じてともにいなければならないのです。それが人の幸せのスタートであり、光である神様とともにいなければ、すべてがやみの中なので、すべてがずれるのです。
 やみの中にいる人の特徴は、光であるまことの神様を見ることができないので、その結果、偶像をおがむようになります。宗教にのめり込む場合もあります。自分ではどうしようもないのです。やみの中では、サタン(悪魔)が支配者となっているので、一時的にごまかされて、幸せになったかのように思うのですが、霊的問題は続くしかありません。運命の力にとらわれて、惑わされて生きていきます。それゆえ、絶望、破壊、争い、憎しみ、むなしくなるしかなく、いつも不安です。すべての人は、神様から離れた罪人なので、暗やみの中を生きるしかないのです。そして、やみの中にいると、光であるイエス様のことが理解できません。イエス様のことを知っても、まちがって理解するようになります。暗やみの力は、人の思いを惑わして、光である神様をわからないように働くのです。
 ですから、人間にとって、いちばん優先される課題は、やみの中から抜け出すことです。しかし、それは人間の力ではできません。やみの歴史は、世界が創造されたときからあって(創世記1:1)、アダムとエバのときに人間をだまして神様から離れさせ(創世記3章)、いまは全世界、すべての民族がやみにおおわれています(イザヤ60章)。光の希望を知らせてもらい、祝福を実現させるために選ばれたイスラエルの国でしたが、そのイスラエルもやみに覆われてしまいました。それが旧約聖書の証拠です。旧約の終わりからイエス様が来られるまでの400年間は、暗黒の時代とも言われています。そのように、やみの歴史は長く、根深く、消えることなくずっと続いています。
 神様はやみを打ち破り、光の世界を約束され、真実にその約束を守ってくださいました。初代教会はその光を放ちましたが、やみは、カトリックという作品を作り出していきました。そこで、宗教改革が起きて光の運動が置きましたが、また、やみは別のやり方で光が入らないようにさせて、光を放つはずの教会をつぶそうと、偽物を送り続けてきました。21世紀に入って、やみが勝利しているような時代です。そのとき、わずかな人々が、福音運動をはじめようとしているのです。神様が負けることはありません。
 このような歴史の中に個人の人生があります。自分の力ではどうしてもやみから抜け出せないと知り、女の子孫がへびの頭を踏み砕く〈創世記3:15〉という約束を信じて、唯一の光キリストに希望があると告白し、そのキリストがイエスだと信じるようにと、イエス様は「わたしに従う者は、やみの中を歩まず、いのちの光を持つ」と語っておられます。イエス様こそ、やみの人生を終わらせる唯一の光なのです。その御名を呼ぶとやみの人生は終わり、救われて神の子どもになります。やみから光へと完全に変えられるのです。イエス様を信じる意味を知りましょう。完全に死と罪の原理から解放され、死からいのちに移ります。イエス様の御名がどれほど偉大なのかを知りましょう。ただイエスだけになると勝利します。キリスト以外には道はないので、シンプルになり、イエス様だけに従うようにしましょう。
 やみの力は、イエスの御名をあいまいにさせようと働きます。それゆえ、過去、現在がどうであっても、イエス様を信じて受け入れたら、やみの人生は終わり、光の人生になっていることを確信しましょう。イエス様に従うと、創造の神様、神様の愛が見えるようになってきます。やみの中では見えなかったものが、光によって見えるようになるのです。その結果、人生はなんであるかがわかり、神の国、福音のために生きていくべきだという生きる理由が出てきます。
 イエスをキリストと信じて受け入れたら、やみの人生は終わっています。やみとはいっさい関係ないと、どんなことがあっても、やみに関係することは、自分のものではないと宣言しましょう。イエス様の御名によって、神の子どもであり、のろいもなく、すべての問題は終わったと、光の祝福を賛美して宣べ伝えることに専念しましょう。なにがあっても、だからキリストが必要だと確認して、やみを根本から完全に打ち砕いて勝利された光を味わうようにしましょう。すでにやみに打ち勝つ力はあたえられているので、光の中にいると宣言することから始めましょう。そして、聖霊充満を求めて生きる、祝福の主人公としての人生を歩みましょう。
まず、神様はどういう方で、光の中の自分がどういう存在なのか、世の中はどういうところで、なにを理由に生きていくのか、ひとりひとりが自分のことを整理して、イエス様をあいまいにさせるやみのしわざはすべてあらためていきましょう。残りの人生、光を放つ伝道の最高の人生を歩むように祈ります。