日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2014年02月16日

人生解釈革命(ヨハネ9:1-7)
 人は自分に障がいがあったり、環境がよくないときに、なぜ自分だけがこのような思いをして、大変な目にあうのかと文句を言ったり不平不満でいっぱいになったりします。それでは、美しい人生を生きることはできません。不平や不満でいっぱいになる理由は、外見や事情を見る解釈の問題です。しかし、人間では、どんなに別の解釈をしようとしても、それがあっても、がんばろうというくらいで、根本的な解釈を変えることはできません。結局、因果応報のような考えに縛られて、なにかの外見的な理由に基づく解釈の範疇を出られないのです。イエス様は、この世の中では聞くことができない、解釈を語っておられます。今日、その御声を聞くようにしましょう。
イエス様の前に生れつき目の見えない人がいて、弟子たちはこの世の考えで話をします。そのとき、イエス様は予想もできないことを言われました。イエス様の前では、まったく違った解釈が聞こえてくるのです。それは、人生の解釈革命と言うべきでしょう。イエス様は「神のわざをあらわすため」と言われました。不幸と思っていたことが、神様のわざをあらわすためと、ひっくり返されるようになります。自分の中で、神様のわざがあらわれるのを体験しましょう。そうすれば、世の中や未来を見る目が開かれるようになります。つらいことに対して、神様の御声が聞こえるようになると、それは、不幸ではなく、最高の人生の宝を手にいれるためのプロセスだということがわかるようになります。そうでないと、つらいことが精神や思いを圧迫して、一生奴隷となってしまいます。すべてイエス様の前に持って出ましょう。サタンが攻撃するので、だまされずに、イエス様の前に持っていき、すべて新しい創造的な解釈にひっくり返してしまいましょう。
神のわざがあらわれるためと言われましたが、神のわざとはなんでしょうか。人間は神のかたちとして造られたのですが、罪を犯して、神様を裏切って神様から離れ、永遠に滅びの運命にとらわれるようになりました。滅びの運命の中で、偶像を崇拝して、むなしい人生を生きるしかないのです。そのような人間を神様は放っておかれず、その滅びの運命から救い出すことにされました。それが神のわざです。救い出すために、ただひとつのことを約束されました。それがキリスト(メシヤ)を送って、すべての原因である悪魔のしわざを打ち壊すということです。そして、その約束を実行に移され、キリストが世に来てくださいました。キリストを信じるだけで、救いの祝福のあずかれるようになったのです。そのキリストがイエス様です。ですから、イエス様がキリストだとわかることが、神のわざです。これ以外に救いの道はないので、神様はキリストによる救いを与えるためにすべてのことを動かしておられるのです。神様の願いは、人の救いだからです。
イエスがキリストであることを知らせ、信じるようにさせることが、神のわざです。そのために、今日の聖書箇所の人は盲目として生まれたのでした。そのように、神様はひとりひとりにストーリーをもって造られました。これが、イエス様の前に立つと聞こえてくる天の御声です。すべてのことが、イエスがキリストということが人生の答えだと気付くためのプロセスです。神様は人間にとって、いのちの祝福、救いの祝福より大切なものはないとご存じなので、そのためにすべてのことを動かしておられるのです。
今日の盲目の人は、イエス様に出会って、キリストによっていやされ、洗われることを体験しました。私たちも、人のことばや世の中のことには、正解はないので、ただひとつの正解である、すべてのことが救いの祝福のためにゆるされたことだと認め、ほかのことは無視しましょう。そして、これから残りの生涯、次元のちがう新しい人生のためにゆるされたので、いままでの不幸や大変なことすべてを、イエス・キリストとともに歩む最高の人生の土台にして、神様の願いをかなえること、つまり人を生かす伝道と宣教の人生を生きるようにしましょう。
具体的に自分に適用して、神様のわざをあらわすためにあったこと、生涯、まったく次元のちがう、人を生かす人生を生きるためにゆるされたことだと認めましょう。そして、過去を含めて、すべての暗い思い、やみを取りはがしてしまいましょう。そして、今までの解釈ではなく、解釈革命を起こして、まことの福音を発見して、いやしの機会として、人生の意義と方向を神様の願いと合わせましょう。そうすれば、みことばどおりの神様の奇跡を体験するようになるでしょう。