日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2014年05月11日

信じる幸せ(ヨハネ12:37-46)
  多くの人が幸せを求めてがんばっています。しかし、幸せのために発展しても、災いは止められず、人々はまことの平安を持つこともなく、精神的な病、心の病を抱えている人は減ることはありません。そのような世の中には、神様の救いが絶対に求められます。では、神様の救いのみわざは、いつはじまるのでしょうか。それは、先に救われた信徒が、世の人が知らない幸せを感じて、感謝を回復するときに、その人を中心に、神様の光が照らされ、神様のみわざがはじまるのです。今日、まことの感謝はなにかを知り、その感謝を回復しましょう。
 まことの感謝の回復のために、まず、最初に人生において一番重要なことはなにかについて、正しい答えを持つ必要があります。それは聖書に書かれています。人類の歴史のスタートは、創造主の神様が、人を特別な存在として造られたことからはじまります。人間は、動物とは違い、神のかたちとして、肉と霊がある特別な存在です。動物は肉だけです。神様や御使い、悪魔や悪霊は霊です。肉の地球上のものと、霊的な神様との間で、地球を管理できる祝福の存在として創造されたのです。その人間が、罪を犯して神様から離れ、神様との祝福の関係が絶たれるようになりました。それが、問題の原因です。人々は、表面ばかりを見て、人、環境、能力などが問題だと言いますが、神のかたちに創造された人間の歴史を理解するなら、神様を失ったことが、すべての問題のスタートだとわかるようになるでしょう。人間が不幸で苦しむ理由は、ただひとつ、神様を離れているからだけなのです。
 人間の歴史を理解して、問題がはっきりするなら、神様と出会うことが答えだとわかります。しかし、人間では、どうしても、神様に会う道はありません。どんなに工夫してもがいても、どこにも神様に会う道はなく、解決することはできないのです。それで、神様は最初からキリストを約束してくださったのです。キリスト以外は希望はないと、創世記3:15で約束してくださいました。このキリスト中心に、すべてが動かされてきたのです。キリスト以外には、まったく希望はありません。そのキリストが世に来られました。イエスがそのキリストです。イエスが唯一の希望のキリストだということが、最高の幸い、最高の祝福のお知らせであり、地上最高のメッセージ、神様の御声です。これ以上、重要なことはありません。キリスト以外はなく、イエスがキリストであり、イエスをキリストと信じて呼ぶ者は救われます。だれでも、信じて受け入れるなら、すぐに、滅びとのろいの運命から、完全に永遠に解放されます。なにかをしたからではなく、ただ、イエスがキリストなので、信じる者は、根本から存在が新しく変えられるのです。肉は変わらないので、勘違いするのですが、いまの状況や肉がどうであっても、イエスをキリストと信じると変わっているので、変わっていることを意識するのが、信仰生活です。悪魔の手の中から、光へと存在そのものが変わっています。神様の神殿となっていることを、時間をとって黙想しましょう。死からいのちに移っていて、元に戻ることはありません。天にある霊的なすべての祝福をいただいているのです。神様がともにおられる、奪われることのない祝福が与えられ、能力と関係なく、暗やみに打ち勝ち、まわりの人を助けられる権威を持つようになりました。そして、この地上の人生が終わると、永遠の天国に迎え入れられるように、完璧に保証されています。サタンのしわざや失敗ですらも、すべてのことを働かせて益とされ、なにも問題がなくなります。神の国が臨むのです。
しかし、この知らせを聞く耳がないのです。罪ゆえに、聞くことができません。この唯一の良い知らせを聞くことができないのが、不幸です。どんなに飢え渇いて、求めても、イエスの話は聞こえません。もともと人間は聞くことができない罪のある存在なのです。だれも信じることはできないのに、それなのに、イエスがキリストと信じられるなら、それこそが、神様から選ばれた存在であるということで、奇跡の中の奇跡なのです。聖霊が心を動かしてくださって、恵みによって信じることができるようにしてくださった、奇跡の主人公なのです。恵みによってのみ聞くことができます。ですから、イエスをキリストと信じることが幸せなのです。聞こえたことを恵みだと知り、そのことを感謝する、まことの感謝を回復しましょう。そのときに、まわりが変わるようになります。信じること自体が感謝だとなり、これ以上、いらないと感謝することを回復しましょう。
私のような人間が福音が聞こえて、信じるようになったことに、まず感謝するようにしましょう。神様から完璧な祝福をもらっているので、自分のものだと確信を持って確認しましょう。その祝福で、まわりを十分に変えることができます。そのような存在になっていると、確認しましょう。信仰をいのちより大切にして、信じるようになったことにプライドを持ち、なにがあっても大切な宝にしましょう。黙想の時間をもうけて、まわりの人々を伝道の対象だと見えるようになるまで、キリストが必要だと見るようになるまで、黙想しましょう。それが祈りです。そうしていると、神様の救いのみわざがはじまるようになるでしょう。信仰を大事にする一週間になることをお祈りします。