日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2014年07月13日

心配に勝てる人生(ヨハネ14:1-9)
  人は生きている間には、心配になることが起きるのは当然です。健康、家族、自分の才能、未来、経済、人間関係について、絶えることなく、心配することが起きます。心配は、その根本に神様を離れたからという理由があります。それゆえ、心配することがあっても、勝つことができる秘訣は、神様とともにいることです。今日、神様がともにおられるゆえに、心配する必要はないことを知りましょう。
 イエス様を正しく知るなら、心配に勝つ人生が与えられます。イエス様は、創造のまことの神様に出会うことができる唯一の道です。今日の聖書箇所でイエス様は、ご自分が去っていくが、心を騒がせてはならないと言われます。しかし、弟子たちは、イエス様がキリストであると告白していても、正確に理解していなかったので、イエス様の話もわからず、心を騒がせて、いろいろな質問をしました。それで、イエスをキリストとわかるなら、神様を見たのと同然だと言われました。心配なことが起きたら、そのことにおぼれていないで、イエス様のことを思い出して、イエス様のことをじっくり考えてみましょう。イエス様は見た目には人間なのですが、神様ご自身です。それが三位一体の神様の秘密です。イエスはキリストだとわかるなら、神様と出会っているので、心配に勝てるのです。
 イエス様と出会い、信徒の存在がどういうものかがわかると、心配に勝てます。イエスがキリストと信じる信徒には、神様が聖霊でともにおられるようになります。聖霊がおられるというのは、イエス様がともにおられるのと同じことで、その人の存在と人生がまったく変わってしまうのです。それゆえ、心を騒がせてはならないと言われるのです。イエス様は神様ですが、人間に永遠のいのちを与えるために人となられました(受肉)。人間はたましいと肉とを持つ唯一の被造物です。イエスをキリストと信じると、たましいにイエスの霊が宿るようになり、受肉されたイエス様と似た存在に変えられます。肉のある土の器ですが、内側にイエス様の霊があるので、イエス様がなさるのと同じことができるようになります。神様と一体化した存在となるのです。それゆえ、信徒が行くところでは、イエス様がなさったことと同じように、悪霊が追い出され、病人がいやされ、福音が伝えられ、たましいが生かされるようになります。つまり、暗やみが砕かれて、神の国が臨むようになるのです。また、未来は天の御国の家の希望があるので、まったく心配はありません。そのような存在であると、信徒が自分自身を認めることによって、祈りが成り立つようになり、イエスの名によって求めれば、なんでも答えられるようになります。聖霊に満たされれば、私という存在はなくなって、神様が現れるので、悪魔を踏み砕き勝利された、いのちであり、道であり、真理であるイエス様が現れるので、伝道が成り立つようになるのです。自分の存在がなにか知りましょう。
自分がだれかがわかると、人生のテーマがわかり、心配に勝つことができます。人生のテーマは、伝道、福音宣教、つまり、同じ意味ですが、神の国、使命、イエス様がなさったことをすることです。衣食住がテーマの人生ではありません。神の国を求めることがテーマです。その尊いテーマを持つと、自負心を持って、心配する身分ではないということがわかるようになります。自分がどれほど尊い存在なのかに気づくことができるように祈りましょう。そして、福音宣教、伝道が人生のテーマであることを確認して、祈りましょう。
これから、目の前の心配することより、イエスをキリストとして先に思い出して考えましょう。そして、いつでも、自分の存在を、ほかのことで評価するのではなく、霊的に確認しましょう。そして、喜び、幸せ、使命が当然、隠されているので、それを見つけて回復して祈りましょう。そうすれば、かならず答えられます。天の御国が臨み、イエス様がなさったことが自分を通してなさるということで頭がいっぱいになり、心配に勝てる人生となることをお祈りします。