日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2014年07月27日

実を結ぶ人生(ヨハネ15:5)
  世の中にはいろいろな人生のパターンがありますが、世界で必要とされて、求められている人生は、イエスのいのちの実を結ぶ人生です。イエスのいのちだけが、人々を幸せにして、問題を解決できる唯一のものだからです。いのちの実を結ぶ人生はイエスを救い主として信じて受け入れたクリスチャンになった者に与えられている特権です。すでにそのような生き方ができる存在に変えられていることに気付き、最高の人生を生きるようにしましょう。
 今日の聖書箇所は、イエス様が十字架を前にして、弟子たちにいちばん大事な話をされる場面です。「心配する必要はなく、平安を持ちなさい。これから神様の栄光を現すために世に遣わす」と言われました。イエスがぶどうの木であり、あなたがたは枝だから、当然なこととして、ぶどうの実を結ぶようになる、つまり、イエスのいのちの実を結ぶ人生になると言われたのです。外見はどうであっても、内側は本質的に変えられたので、イエスのいのちの実を結ぶしかない存在になっているということです。キリストを信じて受けいれた瞬間、すべての問題の根本である罪が完璧にきよめられて、聖霊が内に住まわれるようになりました。つまり、神様とワンネスになる祝福を受けたのです。それで、まったく新しい存在に変えられています。信じる前のほろびるしかない自分は、十字架で死んで葬られ、まったく新しく生まれた存在になりました。ここからスタートするのです。それゆえ、イエス様は、あなたがたをしもべとは呼ばないで、友と呼ぶと言ってくださいます。神様と一体となっているからです。イエス様とひとつとなっているので、イエス様の実を結ぶようになっている存在だということを覚えましょう。
 イエス様の実を結ぶことは、自然で当然で、存在がそのようになっているので、環境も条件も関係ありません。初代教会のメンバーは、たったの120人で、外見もたいしたことはなかったのですが、250年後、ローマがひざまずくようになったのです。イエス様の実を結び、イエス様がなさっていたことをすることができます。それは、暗やみの力を打ち砕いて、イエスのいのちの福音が伝えられ、いのちが救われて、神の国が臨むことです。私の状況とは関係なく、私が行くところの暗やみが砕かれて、福音が伝えられる道が開かれることは当然のことなのです。そのために造り変えられた存在だからです。人生において、なにをしていても、イエスのいのちの実を結ぶと確信しましょう。存在がそのなっているからです。
 そのような存在になっているという結論を持ったなら、神様とワンネスになった祝福を味わっていると実を結ぶようになります。イエス様は、「わたしの中にとどまりなさい。わたしの愛の中にとどまりなさい」と言われました。いのちを結ぶように造り変えたから、実際にそうすれば、実を結ぶようになるということです。
 主の愛の中にとどまるとは、「わたしを離れてはなにもすることができない」と言われたように、キリストを抜きにしては、人生が考えられないとなることです。根本的には、キリストと離れることはないのですが、心の状態、心の中心で、いつもともにおられることの中にとどまるということです。いつもキリストで、キリストに満たされるように意識を持ちましょう。そのために聖書と講壇のみことばに目をとめ、心を向けるようにしましょう。イエス・キリストを主人としてお迎えして、キリストの中に深くおぼれましょう。そして、イエス様の愛にとどまるというのは、イエス様の愛なしには、死んだも同然だと、いのちをもたらした愛を覚えることです。そのイエス様の愛をベースにして慕い求めましょう。その結果、クリスチャン同士のルールがその愛のルールになります。愛し合うこと以外ルールはありません。相手がどのようにしたら、いのちの祝福を味わって、いのちの実を結ぶようになるかと考えてあげるようにしましょう。この方向に向くなら、なんでも祈ると答えると言われました。
 イエスを信じた者はどんな存在なのか考えてみましょう。イエスとひとつとなっているので、イエスの実を結ぶようになっている伝道者だという確信を持ちましょう。そして、現場に対して、私を通して、私の生き方を通して、イエスのいのちの実を結ぶための現場だと信仰告白をしましょう。私が変わったので、自動的に回りの人は、伝道対象者になるのです。そして、個人祈りの時間を大事にしましょう。イエスとその愛によって豊かになるように黙想しましょう。教会を愛し、信徒同士愛を持って接し、いのちの実を豊かに結ぶ結果があらわれる人生になるようにお祈りします。