日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2014年08月24日

その道しか・・・(ヨハネ18:1〜11)
  人は、自分の身に危険がおよぶと、本能的に身を守ろうとします。今日の聖書箇所では、イエス様が兵隊にとらえられる場面です。そこで、イエス様はふつうでは考えられない行動をとられました。イエス様の力でなら、兵隊にとらえられ、苦難の道を行くようになるのを簡単に止めることができ、12軍団を越える天使を呼んで、勝利することも可能だったのに、まったく抵抗することなく、とらえられ、苦難の道を歩くことを選ばれました。それはなぜでしょうか。
 そのために、いま地球上に起きている問題の本当の原因を知ることからはじめなければなりません。世界中で、あちこちに紛争、災害などの問題が起き、個人を見ても、さまざまな問題が起きて苦しんでいます。それは、人がまことの創造の神様を裏切って離れたことが原因です。神様を離れた理由は、ローマ3:23に書かれているように、罪を犯したからで、その罪を利用して、偽物の神である悪魔が人生をとらえています。この本当の原因を解決しないかぎり、どんな問題も解決しません。世の中はいろいろなことを言いますが、罪がきよめられ、悪魔の手から解放され、神様に会わないとだめなのです。人の努力では、解決することはないので、かえって精神的に荒れ果てるようになります。経済が豊かでも、文明、科学、技術が発展しても、根本的に問題が解決されることはありません。人間ではどうしようもないという絶望の壁にぶつかるしかないのです。そのように絶望にぶつかったとき、全能の神様が人間を愛されて、神様しかできない解決をくださっていることがわかります。神様は最初から、女の子孫を送って、悪魔の頭を踏み砕き、かかとにかみつかれて血を流すことによって、神様とともにいるようになる唯一の道をくださり、暗やみの力、悪魔に打ち勝ち、根本的に問題を解決すると約束してくださいました。キリストを通して、根本の霊的問題を解決してくださるということです。それが福音、喜びの知らせです。キリストが身代りに死んでくださって、そのあがないの死によって解決するのです。
人は、罪過と罪の中に死んでいて、御怒りを受けるべき子であり、空中の支配者に支配されているので、ただ滅びしかなく、まったく希望がないと気付くとき、キリストとキリストがあがないの血を流してくださって苦しまれるしか、道も方法もないことにたどり着くようになります。キリストのあがないの死しかないのです。それを理解するとき、イエス様がとられた行動が理解できるようになります。
イエス様が逮捕される道を進まれた理由は、イエス様こそが神様が約束されていた唯一の希望のキリストだからです。クリスチャンなのに、苦しみがある理由はただひとつ、イエスがキリストだという告白にいのちをかけるためです。キリストしか、地獄の運命、悪魔の手から解放されて、神の子どもになることはできないので、神様はすべての歴史を動かされたのです。そして、イエス様がこの地に来られ、奇跡やことばによってキリストであることをあかしされ、あがないのための苦難の道を歩まれたのも、イエスがキリストだからです。
イエスがキリストならば、イエス様を信じる者は、すべての問題は終わります。過去は終わり、新しく生まれ変わり、永遠のいのちを所有する主人公になっています。イエス様は私の人生の問題の解決のために、身代りに血を流して死なれたということを告白しましょう。今週一週間、自分の人生の中で、キリストを確認して、キリストのあがないの死が絶対に必要だと確認して告白しましょう。イエス様を信じるべき絶対的な理由を、自分の理由としましょう。そして、目を離さないでキリストを握りましょう。私は変えられた幸いな者だということからスタートしましょう。そして、古い自分のセルフイメージにさようならをしましょう。過去の自分は十字架とともに死んで、新しく生まれ変わっていると、私はまったく新しい存在になっていると確認しましょう。すべては終わったので、私は幸い、新しく生まれ変わったので、神様の祝福だけにこだわり、希望あふれる人生になっているということを自分の意識に浸透させましょう。そして、新しい存在であることを心から喜び楽しみましょう。