日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2014年10月12日

十字架のイエス様―その4(ヨハネ19:25-27)
  イエス様が十字架につけられていたときに、そのそばにいた母マリヤと弟子に向かって言われたことばです。多くの人が、これはイエス様が最後まで母親のことを心配されたと考えますが、十字架のメッセージを考えるとき、そのような意味ではないと言えます。母マリヤは、イエス様を産んで育てたので、自分の息子だと思っていたかもしれません。そのようなマリヤに向かって、イエス様はあなたの息子ではない、勘違いしてはならないと言われたのです。現場では、私たちクリスチャンを倒そうとする攻撃がたくさんあります。このメッセージは、その攻撃の中で負けずに勝利するために必要なものです。
 まず、私たちは、自分がだれなのか、そして、イエスがだれなのかを正しく知るべきです。そうすれば、すべてのことに勝利することができます。自分はだれだと思っているのでしょうか。母マリヤですら、だれひとり例外なく、罪がある人間なのです。家庭、成績、学歴など、いろいろな評価がありますが、それをもっては、現場で立ち向かってくるいろいろなことに勝つことはできません。すべての人が、罪を犯して神様からの栄誉を受けることができず、神様から受け入れられない罪人です。神様の御怒りを受けて、祝福から離れ、父である悪魔から出た者であると言われる存在です。つまり、キリストが絶対に必要な存在なのです。神様のあわれみによって、キリストによって救われなければ、地獄の運命、のろいにとらわれた者なのです。そのことが分かってこそ、まことの勝利の人生がはじまります。
 自分にはキリストが必要で、そうでなければ希望はないということが分かり、そのキリストがイエス様だということがわかるときに、すべての問題が終わり、クリスチャンとしてのパワーが現れるようになります。どんなに用いられたとしても、関係なく、キリストが必要な罪人です。そのキリストがイエスだという告白ができるように、神様がマリヤに配慮されたのでした。自分がだれなのか目覚めて、イエスが絶対に必要なキリストであると認めるようにさせることこそ、まことの配慮です。イエスがキリストという告白が絶対的なものになるとき、勝利があります。この信仰告白をのがしてはならないのです。感情、私情をはさむこと、肉の条件も入れてはならない、絶対的な告白が、イエスがキリストということです。マリヤに向かって、あなたは母ではなく罪人にすぎず、イエスは息子ではなくキリストだと言われることは、とても冷徹だとも言えます。しかし、イエスがキリストだということを大胆に告白することを邪魔することが多いので、この告白は、冷静に、あるときは冷徹にすべき信仰告白なのです。
 そして、肉と霊のことをわきまえるようにしましょう。生かすのは霊であって、肉は無益だということを確認して、分別をもってわきまえなければ、現場で勝利できません。これを分別できるなら、かならず勝利できます。アルコールに溺れている人の問題は、お酒ではありません。そうなるしかない人生の傷がありますが、それも問題ではありません。それは、肉のことです。神のかたちなのに、祝福がわからず、サタンにとらえられて滅びに向かっている罪人であることが問題です。これが霊的なことです。サタンが弱さを握っているので、アルコールに走るのです。だれも解決することはできません。それゆえ、神様がキリストを送られたのです。キリストがサタンの頭を踏み砕いて勝利してくださいました。肉の問題を問題だと思うと、それにとらわれてしまいます。その後ろにサタンがいるのです。ですから、キリストによって解決しているので、肉で問題があっても、私には問題ではないと、信仰の告白をしましょう。霊と肉をわきまえると、キリストが答えになります。なにがあっても、キリストに向かいましょう。問題や悩みがあればあるほど、よりキリストに向かうようにしましょう。そうすれば、どんなことがあっても、縛られずに自由になります。
 それから、マリヤに言われた理由は、これからイエス様は復活されて、そのよみがえりのとともに、証人として福音宣教のために走って行かなければならないからです。人間的な感情に縛られないで、残りの人生、弱さ、状況がどうであっても、ミッションの人生であると確認しましょう。過去のすべては、ミッションの人生を生きるための土台であり、これからの人生の方向を教える材料です。今日のさまざまなこともミッションのための神様の導きだと見ましょう。未来は、ミッションの神様の答えを見ていくのです。そうすれば、ほんとうの祈りが始まります。ミッションを軸としているので、すべてをその軸を中心に見て行くことができ、揺れることはありません。
 今週一週間、優先的にイエスがキリストだという告白をのがさないようにしましょう。なにがあっても、真っ先にイエスがキリストと告白して、絶対的な告白としましょう。そして、信仰告白に対しては、冷静に、冷徹だと言われるほどになりましょう。また、ミッションを結論として握り、軸として、過去、現在、未来にすべてキリストがあきらかになるミッションに役立つことだと、感謝しましょう。そして、最後の結論として、自分はなにがあっても大丈夫とすべてに感謝していきましょう。