日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2014年12月7日

一番重要なこと(ヨハネ20:30-31)
   なにを一番重要で、たいせつだと思うかによって、選択や価値観が決まり、その人の人生が左右されます。ですから、私たちが一番重要だと思っていることが、本当に重要なことなのかどうかを正しくしることが、本当に大切です。今日の聖書箇所は、旧約のすべての歴史と聖書、また、4つの福音書を総合した結論であり、とてもたいせつなことを教えています。今日、本当に重要でたいせつなことを、正しく理解して、それを自分のものとしましょう。
 本当に重要なものを正しく理解するには、主観的に考えたり、だれかの言うことで考えるのではなく、人間の存在がどういうものなのかを正しく知る必要があります。人は創世記1:27で言われているように、神のかたちとして創造された、ほかの動物とはちがう存在です。ですから、ほかの動物のように、食べて、着て、寝ることが大切なことではないのです。神のかたちに創造された人間は、神様と交わり、神様の栄光を現すことができる存在として創造されました。ですから、創造主と出会い、知り、ともにいて、祝福を受けて、信じる信仰がいちばんたいせつなのです。イエス様が、人はパンだけで生きるのではないと言われたように、人間にとって最も重要なのは、神のことば、すなわち、神様ご自身です。神様ぬきにしては、人間は成り立ちません。栄華をきわめたソロモンが、最後に告白したのは、若いときに創造主である神様を知りなさいということでした。いままで、違うことが重要だと刻印されているのですが、神のかたちに回復したことを感謝して、みことばを聞くようにしましょう。
 そのようなすばらしい祝福の人間が、今現在ほろびの状態に置かれています。すべての人は罪を犯したので、神様がともにおられる祝福を失って、いのちを失い、死んでいる状態で、ほろびるしかないのです。その結果、父である悪魔(ヨハネ8:44)と言われているように悪魔につかまって、生まれながら御怒りを受けるしかありません(エペソ2:3)。ほろびから、一歩も抜け出せないのです。ローマ3:10に義人はいない、ひとりもいないと言われています。良い行いができる人はだれひとりいず、内側から悪に満ちています。しかし、その状態に気づかず、勘違いの中で生きているのです。創世記4章のカインに見られるように、宗教や努力でも、抜け出せず、創世記6章にある経済の繁栄、11章のバベルの塔の文明や知識でも、ほろびの状態からは抜け出すことはできません。文明が発展して、豊かになればなるほど、偽物の神である偶像に走るしかないのです。人生が不安で、奴隷のようにとらわれ、制せられ、圧倒されて、壊れて崩れていくしかありません。そのような人生にとって、一番重要なのは、創造主の神様と出会い、いのちにあずかること、すなわち、救いです。ほろびの状態を打ち破り、解放され、ほろびと縁を切ること、それが救いです。ほろびの状態から出て、二度と戻らないのが救いです。創造主に出会い、祝福を受けて、その神様が内側に来てくださって、神様とonenessになることが救いです。自分が本当に重要だと思っているのは、救いなのかどうか、考えてみましょう。
 神様は、創世記3:15、救いのためにキリストを送ると最初から救いを約束してくださいました。救いの道であり鍵である、キリストが来られるために、神様はすべての歴史を動かされました。それほど、救いが大切だということです。そして、そのキリストが実際に来られ、十字架にかかって、よみがえられました。イエスがキリストです。人間の救いは、イエスをキリストと知り、信じることです。恵みにより信仰によって救われます。ですから、個人、人生、時代にとって、イエスがキリストと知り、そのイエスを信じる信仰ほど重要なことはありません。神様は、私たちの人生がここにたどり着くように、すべてを動かされたのです。救いを得させるために、神様はすべてのことなさいます。聖書の目的はひとつだけです。救いを得させるために、イエスがキリストだと教えることです。救いを一番大きくして、さまざまな気になることをふるい落としましょう。それが、まことの自由であり、知恵です。救いがいちばん重要だと分かるとき、神様と通じるようになります。
 今週一週間、救いを中心ポイントに置きましょう。人生や心の中心に入っているちがうものを取り変えましょう。そして、救いを中心に自分はだれなのかを見ましょう。神様、地球にとって、自分がとても尊い存在だと認めましょう。過去を、救いを中心にして整理して、再解釈しましょう。いま現在は、最高に祝福された者だと確認しましょう。そして、救い、伝道中心に自分の人生を見て、生涯の方向性を見つけましょう。つらかったことも伝道のために、その方向に向かうようにされる神様の配慮です。救いを一番重要だと、救いを中心にして、自分、まわり、未来を改めて見つめ、希望にあふれる一週間になることをお祈りします。