日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2015年1月4日

神の目で世を(マタイ9:34-38)
  2015年に必ず成功を収める成功者、勝利者として生きて行くためには、世の中が言うような背景、実力、才能などが必要なのではありません。神様と通じるなら、成功者、勝利者となることができます。どのようにすれば、神様と通じることができるのでしょうか。
 神様と通じるために、まず第一に、神の目でこの世を見るべきです。今日の聖書箇所で、イエス様が収穫が多いが働き手が少ないと言われますが、弟子たちは、そのことばの意味がわからずにいます。それは、見る見方が違うからです。
 神の目でこの世を見ると、世の中がだまされて、勘違いの中で生きていることを見るようになります。世の中は、進化論の思想にだまされています。進化論は、科学でもなく、ただの思想であり、哲学なのに、正論のように思っているのです。その内容は、時間がすべての問題の鍵で、いまのことはプロセスにすぎず、時間が流れれば、良い方向に進化していき、良い世の中、人生になるというもので、時間が答えだと、楽観主義にさせるものです。しかし、本当に時間が流れれば良いものになっているでしょうか。
 それから、世の中は因果応報の思想が強くあります。因果応報は、良いことをすれば良い結果があらわれ、悪いことをすれば悪い結果があらわれるというもので、すべて人によることだということです。つまり、人がすべての主体で、人によって左右されるというヒューマニズムの考えです。しかし、人生は私によって左右されることではありません。
 また、発展すれば答えがあるという考えがあります。発展は、神様が与えられた才能で、神様の栄光を現すものですが、発展により幸せになることはありません。発展すれば答えがあり、幸せになると世の中はだましているのです。
 このように世の中では、だますことが多く、人々はこれでは幸せや問題の解決がないと分かると、偶像に頼るようになります。偶像は、人間が人間の手で作ったもので、神ではありません。それなのに、作ったもので願いがかなえられるとだまされています。そこには問題の解決、安全、幸せはなく、より人生を破滅に追い込むものになります。このように世の中がだまされているのを見ることができるようにと祈りましょう。
 それから、世の中は滅んでいるところです。先進国、後進国、まったく関係なく、すべての国が、偽りの父である悪魔、空中の権威を持つものにだまされて、滅びるしかない状態なのです。それゆえ、家庭は崩壊し、社会は堕落して腐敗していっています。そして、国は国同士で戦いバラバラになっています。その結果、人々は偶像にさらにのめり込み、占いが世界を支配し、宗教に捕らわれるようになります。ひとりひとりは、わけのわからない霊的問題にとらえられ、精神問題、肉体の病気などで苦しみ、ストレス、人間関係に苦しみ、対人恐怖症、孤独、閉じこもるようになり、自分の意図と関係なく、失敗してしまいます。そして、人生が終わると、死後にさばかれ、永遠の滅びに行くようになります。それが家系を通して引き継がれるようになるのです。すべての人が、このような滅びの状態に捕らわれて生きていっています。
 また、神様の目で見ると、この世にはまことの幸せはまったくないことがわかるようになります。どんなに所有があっても、成功をおさめても、そこにはまことの幸せはありません。なぜなら、人間は霊的な存在で、神のかたちとして創造されたので、まことの神様といっしょでなければならないのです。しかし、神様を失い、だまされていて、罪とのろいの運命に縛られ、サタンに捕らわれています。この問題を解決しないかぎり、幸せはありません。
 このように、人はだまされて、滅びて、幸せがないということが見えて、確認できるなら、そのために、神様が最初から約束してくださったキリストが唯一の希望であることが分かるようになります。このキリストが来られて、滅びの人々を助けることが福音です。キリストだけが世の希望だという結論を自分の結論としましょう。
いま、私のいるところで、神様の目で、だまされて、滅びて行き、幸せのない世の中を見ることができるようにと祈りましょう。そして、キリストの他には希望はまったくないと握らせてくださいと祈りましょう。その結論が出るとき「あぁ、だから私が、ここにいるのだ」「だから私がいま生きているのだ」「だから、私が先に救われたのだ」と自分の存在の理由が確認できるようになります。その使命のための人生だと確認できるようになるのです。希望のないこの世に、唯一の希望を伝えるために私がいると、生きる理由、存在理由が変わるなら、神様と通じるようになり、祈るようになり、世を生かすために挑戦するようになります。福音を持って、希望のない世の中を生かすため、挑戦して1000年の答えを受けるようになることを祈ります。