日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
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メッセージ要約版

2015年1月25日

人生の窓(ローマ3:19-24)
  人生を正しく見るための窓はなんでしょうか。それぞれの人の人生ストーリーは、問題ではなく、そうならざるをえない事実、根本の姿を見るための窓なのです。しかし、それに気づかないと、その人生ストーリーにとらわれて、傷となって、「窓」ではなく「ふた」になってしまいます。今日、自分のストーリーを窓にして、本当の自分の姿を見るようにしましょう。
 ダビデは、あやまちを犯したときに、自分が根本的に罪人であって、神様を失い、暗やみに捕らわれているたましいだと認めました。あやまちが問題なのではなく、あやまちを通して、自分の真実な姿を認めるようになったのです。パウロも、霊的な問題があることを窓にして、自分の真実な姿を見て「死のからだ」だと表現しました。弱さを通して、自分と人生の真実を見たのです。神様によって創造され、祝福されていた人間が、祝福の根源、いのちのもとである創造の神様から離れ、暗やみの力にとらえられ、地獄の運命の中にいるので、精神も病気になり、あらゆる問題も生じるという真実な姿を、自分の問題や弱さを窓にして見るようにしましょう。神の御怒りを受けるべき子であり、罪過と罪の中で生まれた、悪魔から出たと言われるしかないのが、自分の真実だと、自分の人生ストーリーを窓にして見るようにしましょう。神様はそのように見ることを願っておられます。そうでないと、なぜなのかと悩むようになったり、避けようとして、傷にとらわれ、サタンの攻撃に会うようになります。そうではなく、霊的な世界を見るようにしましょう。
 そのように、人生ストーリーを窓にしてみるようになったら、自分の人生に本当の希望は、神様の愛、神様の救いだけであるとわかり、悪魔のしわざを打ちこわし、いのちとなるキリストのあがないのみが、唯一の希望だとわかるようになります。その唯一の希望の内容が福音なのです。神様が一方的に助けてくださる福音でないと、希望はありません。神様は、これを見なさいと、いろいろなことが起きるのを許されるのです。昔が良かったとか、あのことさえ、あの人さえなかったと思っているなら、それは、窓にしていず、ふたにしていることなので、真実を見ていないのです。
 唯一の希望がキリストだと分かると、天の御国を授かり、死と罪の原理から解放されて、いのちをあずかることができるキリストこそが幸せだと告白できるようになります。クロスビーは、目が見えなくなったのですが、真実を見るようになり、キリストのみが希望となり、そのキリストとともにいることが幸せだと告白するようになりました。自分の人生ストーリーを窓にして真実を見て、整理して、本当に神様なしでは生きていけないこと、キリストなしでは生きていけないことを見て、キリストの偉大さを確認するようにしましょう。
 そして、自分の人生ストーリーを窓にしたら、そのあと、周辺を見て、窓にして見て、人生の本来の姿を見るようにしましょう。周りを見て、それを窓にしていないなら、人を批判するようになり、神様と通じません。神様を知らないと、霊的問題によって、悪魔の働きにとらえられ、どうしようもないのだと見るようにしましょう。それゆえ、悪魔のしわざを打ちこわされたいのちのキリスト・イエスこそが希望だと見るようにしましょう。窓にしないと、正しい人間関係を築くことは難しいのです。周りを窓を通して見て、真実を見るようにしましょう。そして、キリストのあがないによる救い以外には、希望はない、神様のあわれみと愛以外には希望はないと、告白して、釘を刺しましょう。世界を見ながらその告白をするなら、神様と通じるようになります。世界にある戦争、飢饉、自然災害、病などを窓にして見て、神様が訴えておられる真実を見るようにしましょう。そして、世界に必要な解決は、キリスト以外ないと確認しましょう。そして、そのようなキリストを信じるきっかけになったすべてのことは、感謝なことだと言えるようになりましょう。
 一週間、人生を整理して、人生の正解はなにかを問いかけましょう。真実を見ると、イエス・キリストしか正解はありません。また、世の必要と自分の願いが一致しているかどうかを考えましょう。なんのために生きるのかということです。世の必要を満たすことを願いとしないなら、合わないのです。人生、世界の真実を見つめて、必要、正解はキリストと見て、そのキリストによって救われ、神の子になった自分が、この世の必要を満たす者、伝道者だと確信を持ちましょう。そして、自分の人生は最高の人生だと喜び、キリストしか希望のない人々に正確を与えるように導いてくださいという祈りをしましょう。その祈りをすることが挑戦です。主の豊かな恵みの中で、真実を見る一週間となるようにお祈りします。