日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2015年2月8日

自由になれる真理(Iコリント9:11-26)
 人々は、それぞれ違いがありますが、自分と同じでないといけないかのように争う場合があります。それは、絶対的な真理が分からず、相対的なもので見るから起きることです。絶対的なものがわかれば、相対的なものや臨時的なものが分かるようになります。その絶対的な真理は、ただひとつキリストだけです。そして、その絶対的な真理が分かると、どんなに立派なもの、良いもの、必要なものでも、どうなっても関係ないと、縛られなくなります。それが、パウロがちりあくたと言ったことです。どんなものでも、創世記3章の解決は、キリストしかありません。傷ついたり、怒ったりすることが起きるときは、それは、キリストが絶対的なものだと知りなさいという神様の配慮です。自分の弱さがあったら、だからキリストの十字架が自分に必要だと、キリストを考える材料にすべきで、キリストを逃すことが問題なのです。
 そのことを確認するために、旧約聖書を見ると、キリストが来られる約束があるのですが、何千年の歴史が書かれています。それを見ると、人間がどれほどぶざまで、足りないかがわかります。神様から離れた問題は、人間では解決不可能だという事実がわかるのです。選ばれた民族であるイスラエルですら、神様の奇跡を見せられ、守られ、導かれたのにもかかわらず、絶対に変わることなく、一度も神様を信じませんでした。それほど、まったく人間には希望はなく、絶望しかありません。女の子孫、キリスト以外には希望はないと、神様は何千年も使って教えてくださいました。新約聖書の時代に入るまで、暗黒時代と呼ばれるほど、真っ暗になります。そこに大きな星が現れ、キリストだけが希望であること、他のことでは比較できないことを教えてくださいました。キリスト以外には、なにも希望はありません。それを告白するときから、いやしの働きが起きます。
 キリストだけが絶対的な基準です。すべての基準をキリストに置くようにしましょう。幸せの基準もキリストです。心が貧しい者が幸いですと言われたとおり、イエスを求め、信じる心が幸いです。神様の恵みでないと、なにも希望はないと、キリスト・イエスに近づく人のことです。その人は天の御国を所有するようになります。キリストに近づくことが幸せです。過去を振り返って、いちばん心が傷つくことがあれば、それゆえキリストに近づいたと、そのことに感謝するようになりましょう。そのように感謝できないのは、根本的な刻印がキリストが基準になっていないのです。それを変えるようにしましょう。
また、平安の基準もキリストです。平安は、完ぺきな神様のふところの中にあることです。神様は創造されたあと、創造が完ぺきだったので、休まれました。世の中には安息、平安はありません。人に求めてもありません。離れている神様に戻るとき、平安になり、そのためには、キリストの道しかありません。キリストがないから不安なのです。死の陰の谷を歩いていても、イエスはキリストなので、平安は奪われません。不安になることがあるのは、まことの平安がどこにあるのか探しなさいというしるしであり、不安の理由を知らない人を助けてあげなさいということなのです。また、本当の問題解決は、キリストだけです。本当の問題は、創世記3章だからです。人では解決できないので、キリストが代わりに解決してくださったのです。私はそれを信じると、代わりに解決してくださったことが自分のものになります。問題を解決しなさいと言われず、信じなさいと言われます。私たちはなにも問題がなければ幸せで、平安だと錯覚しています。霊的存在なので、本当はそうではないのです。キリストが私の代わりに解決されたと信じるとき、問題は解決され、平安で幸せになります。最後まで、解決されたことを信じるように、聖霊の満たしを求めればよいのです。解決は信じることです。義人は信仰によって生きると言われています。
 絶対的な基準をキリストだと結論を出せば、キリストが絶対的な希望であり、キリストを伝えることしか希望がないとわかります。そのための専門、専攻です。今日の聖書箇所で、パウロが告白したように、こうであっても、ああであっても関係なく、すべて越えることができ、人が救われるために、どんなことでもできると言うようになります。
 キリストだけが宝石のように輝くようにしましょう。絶対に自分になくてはならないと思うことをリストアップして書き出しましょう。そして、その横に「ふん(ちりあくた)」と書きましょう。そして、主だけを見上げましょう。それが自由です。そのようにして、キリストを基準にして、心の奥底の刻印をいやされましょう。そして、目標のポイントを、福音を伝えることにしましょう。なんとかして、人が救われるためにと、すべてを整理しましょう。そのようにして、神様の祝福が注がれることを体験する一週間になることを祝福します。