日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2015年3月29日

貴重すぎるあなた(Iコリント3:16)
  今日の聖句には、「あなたがたは神の神殿であることを知らないのですか」と言われています。クリスチャンである自分は、神の神殿であり、どれほど貴重な存在なのかがわからないと、自分が嫌いで自信が持てず、その結果、心配、いらいら、不安にとらわれるようになります。自分がキリスト・イエスにあって、どれほど貴重な存在なのかを認識することが、もっとも大切なことだと言えるでしょう。今日の聖句を心にとめる一週間にしましょう。なぜ「知らないのですか」と言われているのでしょう。
 最初に、あなたは、もはや過去のあなたではないということを言われているのです。過去の私は、実はエペソ1:3にあるように神様の御怒りを受けるべき子であったので、劣等感のかたまりだったわけです。また、ヨハネ8:44に言われているように、悪魔の子どもでしたし、ローマ8:2に言われているように、死と罪の原理で、ほろびるしかない運命にとらわれていたのです。ですから、良いことなどあるはずがありません。その私が、恵みによって、キリストであるイエス様を信じて受け入れたので、その過去の私ではなくなりました。いのちの御霊の原理で、二度と罪に定められず、永遠に解放されていて、ヨハネ5:24にあるように、死からいのちに移っています。過去は終わったのです。古いものが過ぎ去って、すべてが新しくなったと、大胆に告白して、自分の記憶、考え、まわりや社会の声ではなく、みことばに耳を傾けるようにしましょう。
 そして、過去のあなたではないだけではなく、いま、あなたは貴重すぎる人だと言われています。肉体的や人間的なことで比較することに慣れているのですが、それとはまったく関係なく、信じる人は尊すぎる存在です。心配やけんか、不安を持つ必要がないのです。尊い存在だと分からないので、サタンによって攻撃されて不安を持つようになってしまいます。自分が貴重すぎる存在なのだと、神様の御声をずっと聞くようにしましょう。それが、暗やみをくだき、サタンにだまされないようにする方法です。神様が言われているみことばから、どれほど自分が貴重なのかを知りましょう。ゼパニヤ3:17では、神様が私たちを見て、うれしくて歌っておられると言われています。まだ、よく悟ってもいない、外見は汚いままで、性格も変わっていなかった弟子たちに、イエス様は「あなたがたは塩です。光です」と言われたように、私たちにも塩、光だと言われます(マタイ5:13)。また、キリストであるイエス様にしか使わない王である祭司ということばを、信じた私たちに向かって使われ、イエス様と同じレベルに引き上げられていることを言われます(Iペテロ2:9)。ローマ8:39では、神様の愛から引き離すものはないと言われ、ヨハネ15:15では、イエス様が友だと言ってくださっています。また、ヨハネ17:21で、三位一体の神様とひとつとなるようにしてくださったと言われています。ローマ8:30には、世界の基が置かれる前から定めて、救って栄光を与えてくださっていて、エペソ2:6では、すでに、ともに座らせてくださっていると言われている存在なのです。聖霊が宿っている神の神殿になったことで、どれほど貴重な存在になっているかを確認して、サタンにだまされずに、神様の御声を聞くようにしましょう。
 ですから、あなたは十分に、いくらでも、神様の御用、聖なる仕事ができる存在だと言われています。初代教会は、環境やメンバーの条件を見ても、不可能に見えたのですが、そのようなすべてを乗り越えて、エルサレムから地のはてまで、福音宣教をしました。神の神殿なら、どんなことがあっても、すべてを乗り越えて、世界福音化、伝道の約束を成し遂げることは、いくらでも可能なのです。言い訳はいりません。自分は聖霊が宿っている神の神殿であると、自分を愛して、尊すぎる存在だと、自分を大事にしましょう。どんなことがあっても、自分の現場から暗やみがくだかれて、神の国が世界にまで臨み、たましいが救われ、いのちの運動が起きると信じましょう。信じるだけで良いのです。聖霊に満たされる約束があるので、言い訳もいりません。祈ればよいのです。あきらめずに聖なる働きに挑戦して、伝道対象者の名簿を作り、自分がいるところが宣教地で、自分は宣教師だと確認しましょう。
 一週間、深く黙想して、神様の御声の中で、自分を愛することができないことを、徹底的に拒否しましょう。否定的なことには拒否権を発動しましょう。どんなことも、試みやつまずきになることはないほど、貴重な存在だと確認して、試みやつまずきになる重みを置くことをなくしましょう。現場伝道の祝福に、祈りをもって挑戦しましょう。貴重すぎる存在なので、伝道の祝福が現れるのは当然のことなのです。具体的に神様の勝利を体験するようにお祈りします。