日曜メッセージ要約版

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メッセージ要約版

2013年3月24日

見捨てた石が礎の石に(ルカ20:9-18)
   人生において一番おそろしく、大きなミスはイエス様を拒否することです。神様の民であるイスラエルがその失敗をしてしまいました。今日の聖書の箇所で、イエス様がたとえをもって、その失敗を指摘されたのです。それまで、イスラエルの民は、神様が立ち直らせようと、なんども預言者を送られたのですが、まったくその招きを拒否し続けてきました。そして、いま、神の御子であるイエス様を送られたのに、そのイエス様を外見で見て判断して、拒否して殺しました。それで家を建てるために見捨てた石だと言われたのです。しかし、イエス様は十字架で死んで三日目によみがえられました。礎の石となられたのです。それで、イエス様を拒否したイスラエルは、結局、2000年近くも国を失い、迫害され、さまようようになり、礎の石となったイエス様に従った人は、人生が変えられ、新しい世界を築いて行くようになったのです。この意味をよく考えて、自分が信じているイエス様は礎の石になったことを約束として握り新しくスタートしましょう。
 イエス様は、人の永遠の滅びと、永遠の祝福の分かれ目となる、運命を左右する基準です。人の不幸や苦しむことの原因は、祝福といのちの根源である神様から離れたからです。本当の幸せは、この神様とともにいるようにならないと見つけることはできません。しかし、人間は罪があり、その罪を通してサタンにつかまっていて、サタンが邪魔をするので、神様に戻ることができません。神様は人間を愛してくださっているので、邪魔をしている罪とサタンを取り除くキリストを送ってくださったのです。キリスト以外は、神様に戻る道はありません。そのキリストがイエス様です。それゆえ、イエス様は「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません」と言われ、イエス・キリスト以外では、永遠の祝福、いのちは受けられず、そのほかは、こなごなに粉みじんになると言われたのです。イエス様以外はないので、イエス様を拒否するとすべてがこなごなになります。イエス様はヨハネ10:8で、イエス様より以前に来たものは強盗、盗人だと言われましたが、それは、イエス様以外には永遠のいのちの祝福は与えられないので、それ以外のものは奪っていく強盗だということを言われたのでした。イエス様を信じると永遠のいのちを受けることができます(ヨハネ3:16)。それゆえ、イエス様は「わたしのところに来なさい」(マタイ11:28)と呼び続けておられるのです。イエス様のところに行くと、永遠のいのちを得て、それを豊かに持つことができます(ヨハネ10:10)。イエス様を拒否すると、罪過と罪の中で死んでいて、世の神と言われる悪魔にとらわれ、生まれながら御怒りを受けるしかないので、人生はこなごなになります。イエスは永遠の滅びと永遠の祝福の分かれ目だと自分の人生をイエスによって整理しましょう。
 イエスはすべての過去を崩して、全く新しい人生を開ける門です。神様を離れて、罪を抱えていたから、不幸な過去があったのですが、イエス・キリストを信じて受け入れた瞬間、すべての過去は終わります。イエス様の中に入ると、まったく新しく家を建てることになります。古いものは過ぎ去ってすべてが新しくなり、すべてが祝福の土台に変わります。イエス様を信じたら、すべて新しく建築が始まっているのです。その証拠は、聖書の中でサマリヤの女、ザアカイ、ニコデモ、ペテロなど多く見ることができます。
 礎の石になられたイエスは、イエス以前のイエス以外のすべてを変えて、新しい世界を建設する改革です。世界を変える改革、人生の改革はイエス・キリストによってのみ始まります。イエスが礎の石になって、スタートします。いままでのすべての主張を黙らせ、イエスのみが希望であり、ただ人のたましいの救いのためだけが生きる目的であることを確認しましょう。たましいを救い、文化を変えていくことだけが希望です。ただ、文化の改革は完璧になされるのではなく、イエス様が再臨されると、文化もすべてなくなり、新しい天が与えられるようになります。人の救いのために全体の雰囲気を変えるために、文化の改革が必要なのです。いまイエス様は礎の石となって、宇宙的なまことの神殿を建築しておられます。そして、まことの神殿が完成したら、イエス様は再臨され、すべてが消し去られます。その人の救いの働きを先に救われた私たちに与えてくださっているのです。いまがどんな時代なのかをよくわきまえて、教会を通して働かれるので、教会を大切に、中心に考えるようにしましょう。
 イエス様が礎の石となられたので、とにかく無条件にイエス様に向かっていきましょう。そして、そのイエス様を信じているなら、人生を礎の石の上でリフォームしましょう。すでにそうなっているので、頭の考え方を整理すればよいのです。すでに生きる方法は、聖霊の導きと力になっているので、祈りに専念するようにしましょう。キリスト以外の過去のものは、切り捨ててしまう勇気をもって、新しいイエスを通して始める祝福があるようにお祈りします。