日曜メッセージ要約版

教会の講壇メッセージ動画は、レムナント教会のサイトに出ています
http://jremnant.net/


メッセージ要約版

2013年4月28日

終末的人生を(ルカ21:5-38)
  サタンは教会の大切さをよくわかっているので、なんとかして教会をまどわし、破壊しようとします。その方法の中のひとつが、終末論をもって混乱させることです。サタンがまどわすために使う終末論の特徴は、おもに2つあり、終末を意識しないようにさせて現実を追求させるパターンと、あまりにも終末にこだわるようにさせて、現実逃避させるパターンです。どちらも間違った終末論なので、その結果、人生は失敗してしまいます。聖書から、正しい終末論を知り、いまを正しく知恵をもって生きるようにしましょう。
 聖書が語る終末論は、終わりという意味ではなく、イエス・キリストによって新しい時代が始まったということです。その時代は再臨で幕を閉じますが、信徒にとってはあがないの日なので、喜びの日です。そのような終末の時代にクリスチャンとしてまずなにが必要なのかを知りましょう。
 一つ目、8節にあるように、まどわされないようにしましょう。間違っている終末論が飛び交うのでまどわされてはならないと言われたのです。何月何日に再臨というのは、すべてでたらめであり、自分がイエスと言う人が現われるけれど、それもうそだということです。間違っている終末論は、不安をあおり、圧迫感を与えて、あせらせますが、それらはすべてうそです。二つ目は、9節で言われたように、こわがったり、おそれたりしてはならないということです。世の中の人は、戦争、地震、飢饉、暴動などが終末の現象だと思って騒ぎますが、いっしょになってはならないと言われました。それらは、こわがるものではなく、当然起きることであり、イエス様が来られて新しい時代が来ていることを忘れないようにしなさいというサインでしかないのです。三つ目は、19節にあるように、迫害があるけれど、あかしの機会になるので忍耐しなさいと言われました。20〜23節に言われているように、エルサレムは滅びるけれど、それは、それまでのエルサレム中心だった時代が終わって新しい時代が始まったというサインだということです。
 ですから、クリスチャンは28節〜のように、頭をあげてからだをまっすぐにしなさいと言われました。それは、しっかり謹んで目を覚まし、新しい時代に合わせた生き方しなさいということです。つまり、いまの時代は世界福音化のためにすべてが動かされている時代なので、イエスがキリストだとあかしされることに方向を合わせて、そのために自分がいるという意識をしっかりと持ちなさいと言われたのです。世界の福音化は必ず成し遂げられ、イエスが最後に絶対に再臨されます。終末と聞いたら、世界福音化、伝道のために生きるとしっかりと握りましょう。サタンのまどわしがあるので、正しい終末の感覚がなくなると、世のものに引っ張られて溺れて、酒に酔うのと同じになってしまうので問題になります。本当に、クリスチャンとして、福音が伝えられる時代であると新しい契約を握っていきましょう。
 ですから、まどわされず、おそれず、サインを見て、新しい時代であると確認し、自分が主役であり、教会が主人公の時代であるという意識をしっかり持ちましょう。そのために、まず「イエスは本当に私の人生の答えなのか」と自分に問うてみましょう。その答えが出ているなら、新しい契約として、使徒1:8から私は地の果てまで証人として用いられると、しっかりと心に握りましょう。世界福音化、イエスのあかしのために生きると握り、その契約が成就するように聖霊充満を祈り求めましょう。そして、いま自分に与えられているものを正しく管理しましょう。仕事、才能、健康、家族などが与えられているのは、世界福音化の道具にするためです。感謝を持って、新しい契約、終末の意味とつなげて考えるようにしましょう。そして、今日に最善を尽くしましょう。また、契約のために、いま与えられているものを用いられるように具体的なプランを立ててみましょう。それが、いま与えられていることを聖なる道具として考えることになります。すべてを伝道、世界福音化の契約と結びつけてプランを立て、終末的な人生を歩むようにお祈りします。